出版社内容情報
2023年8月刊行『中小企業経営支援原論』の続編として、中小企業に対する財務コンサルティングの実践的なノウハウを解説。金融機関に対する融資の効果的な依頼方法は何か。経営者の思いを事業計画で表現し、その実現可能性を高めるにはどうすればいいのか。さまざまな業種において注目すべき経営管理指標は何か。アフターコロナで事業継続を確保する手法として注目される、資金繰り計画はどのように作成するのか。中小企業の財務に関わるさまざまな疑問に簡潔に答える。
内容説明
中小企業の財務に関する疑問に「身体が動く」ようにお答えします!金融機関に対する融資の効果的な依頼方法は何か。経営者の思いを事業計画で表現し、その実現可能性を高めるにはどうすればいいのか。さまざまな業種において注目すべき経営管理指標は何か。資金繰り計画はどのように作成するのか。etc.
目次
第1章 中小企業財務の基礎(財務コンサルタントの役割;正しい融資の申込方法;資金使途の重要性;融資の形態を理解する;金融機関の種類と利用方法;保証付き融資に詳しくなろう;さまざまな計画の作成;資金繰り表の上手なつくり方)
第2章 業種別・財務コンサルティングの実務(会計事務所や金融機関の職員にとってなじみやすい経営支援モデル(餅は餅屋)―MAS監査からFASコンサルティングへのモデルシフト
財務コンサルティングの実践(飲食業)
財務コンサルティングの実践(卸売業)
財務コンサルティングの実践(建設業)
財務コンサルティングの実践(小売業)
財務コンサルティングの実践(製造業)
財務コンサルティングの実践(介護事業)
財務コンサルティングの実践(不動産業))
第3章 いまさら聞けない中小企業金融のテクニカルワード(シンジケートローン;ファクタリング;リース;窮境先へのコンサルティング;資産管理会社;担保評価;貸出金利の決め方)
著者等紹介
小寺弘泰[コデラヒロヤス]
関西大学卒。1991年大垣共立銀行入行、2000年同行退社。2001年株式会社プロシード設立、2014年税理士法人H&Pをグループ化、2015年社労士法人H&Pをグループ化。株式会社エフアンドエムのアドバイザー、経営革新等支援機関推進協議会(全国で約1,700の会計事務所を組織)のエグゼクティブプロデューサーも務める。信用金庫、地銀、税理士会支部、保険会社での認定支援機関実務に関する講演実績多数。1級ファイナンシャルプランニング技能士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。