出版社内容情報
元フランス大使館上席貿易担当官(監修者・著者)が、日本のスタートアップ政策がモデルとする「フレンチテック」を共著者とともに解き明かす。デジタル、AIだけではない、環境への配慮、ダイバーシティ、働き方、食、地域再興等、フランスの多彩なイノベーションを解説した国内初の書。
内容説明
元フランス大使館上席貿易担当官(監修・著者)が、日本のスタートアップ政策が手本とする「フレンチテック」を共著者とともに解き明かす。デジタル、AIだけではない、環境への配慮、ダイバーシティ、働き方、食、地域再興等、フランスの多彩なイノベーションを解説した国内初の書。
目次
第1章 フレンチテックとは(「フレンチテック」とマクロン大統領;フレンチテックとは何か;フレンチテックの「産・官・学・金融」の役割分担)
第2章 オープンイノベーションと大企業の役割(フレンチテックのショーケース「ビバテクノロジー」とは?;ラグジュアリーからイノベーション企業へ―LVMHの戦略)
第3章 フランスの多彩なイノベーション(フレンチテックのテーマは多彩;日本で活躍するフレンチテックのスタートアップ;フランスで注目されるスタートアップ)
第4章 日本のスタートアップのいま(日本のスタートアップの歩み―J‐Startupの創立を中心に;「スタートアップ育成5か年計画」始動―フレンチテックを追え;フランスから学ぶ―フレンチテックとの交流)
第5章 まとめ―地方再興のカギ(日仏地域間交流とスタートアップ;ディジョン―熊本間にみるイノベーションの事例)
著者等紹介
林薫子[ハヤシカオルコ]
株式会社NARAFRANCE代表取締役。1996年明治大学大学院経営学修士取得。その後、フランス・ニースへの語学留学、明治大学大学院経営学研究科博士後期課程中退。2001年フランス・ニース大学DESSマーケティング修了。2002年フランス・ニース大学DEA経営学修了。2003年在日フランス大使館経済部(当時)に就職。バイオテクノロジー、IT、スタートアップ関連フランス企業の日本進出をサポート。2015年同大使館貿易投資庁‐ビジネスフランス上席貿易担当官。2023年7~10月フランス・ディジョン市開催ジャパンウィークのコーディネータとして九州食のマルシェ(試食会)とワークショップ、カンファランスを実施
上田敬[ウエダタカシ]
株式会社日本経済新聞社編集総合解説センター担当部長。1989年慶應義塾大学理工学部卒。1989年日本経済新聞社入社。編集局科学技術部、日経ビジネス、中堅・ベンチャー企業部、電子版編集部署などを経て、現職。一貫して、スタートアップやイノベーション、SDGsなどをテーマに取材。「FIN/SUM」(フィンサム)、「日経イノベーション・ミートアップ」などのイノベーションやスタートアップをテーマとするイベントの企画・運営メンバー。パリのオープンイノベーションイベント「ビバテクノロジー」は3回取材。多くのスタートアップ関連イベントで審査員やモデレーターを務める。東京工業大学・上智大学・関西学院大学にて非常勤講師、同志社大学にて嘱託講師など歴任
今井公子[イマイキミコ]
フランス・SINEORA代表取締役、株式会社シンノラ代表取締役。2000年早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学修士。(MBA)取得、株式会社ファソテックに入社、経営企画を担当。2003年ダッソー・システムズ株式会社に入社、大手電機メーカー担当を経て、アジア地域のビジネスデベロップメントマネージャー。2006年ノキアジャパンに転職、アジア地域の設計製造システム管理部を設立し、リージョナルマネージャーを務める。2010年渡仏。ダッソー・システムズのフランス本社に入社。2023年大阪に株式会社シンノラを設立し日本でのビジネス展開を拡大中。JETROパリ外部専門家、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)のスタートアップ支援プログラム欧州コースメンターなども務め、エンジェル投資家としても活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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