あの新入社員はなぜ歓迎会に参加しないのか―Z世代を読み解く

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あの新入社員はなぜ歓迎会に参加しないのか―Z世代を読み解く

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784322142433
  • NDC分類 361.64
  • Cコード C2033

出版社内容情報

最近の若者はよくわからないというあなたへ
◆歓迎会を開催しようと思ったら、新入社員が欠席を希望。
◆若者の「消費離れ」って本当? 推し活に勤しむのはなぜ?
◆SNSをどう使っている? 社会貢献意識が高い?
◆若者の消費文化を追ってきた著者がZ世代ならではの価値観、行動を深掘りして徹底解説。
◆「今どきの若者はよくわからない」と嘆く上司世代も、当事者世代も必読。

【主要目次】
第1章 Z世代とは
・なぜZ世代が注目されるのか/世代論の考え方/「Z世代」は誰を指しているのか
第2章 Z世代が歩んできた道
・日本経済の停滞期しか知らない世代/「協力すること」を大事にする/3・11とコロナ禍が与えた影響/情報量の爆発的拡大/SNS漬けは当たり前
第3章 Z世代と3つの市場変化
・デジタルネイティブ―「スワイプ」による取捨選択/フリーミアム―21世紀の「無料」のビジネスモデル/サブスクリプション―「所有」から「利用」へ
第4章 「ググる」より「タグる」―Z世代の情報処理の特徴
・情報の波を渡っていくには/お気に入りを保存する「データベース型処理」/とりあえず「スクショ」/「クラスタ型処理」とアイデンティティ/ハッシュタグで共有する世界観/複数のSNSアカウントを使い分け/SNS検索が定着/若者が情報と出会う3つのきっかけ/EIEEM―消費は「イベント」
第5章 ウェルビーイング―何にお金を使いたいのか
・社会貢献を意識する若者たち/SDGsへの関心/自制心と共闘
第6章 画一化された幸福の消滅
・Z世代の抱える不安/VUCA時代と「そうあるべき論」の消滅/消費したくても消費できない/「必要でないもの」を消費したくない―若者の○○離れ/情報量の拡大で「消費したいもの」が増えている
第7章 変わりゆく消費文化
・モノを所有することの意義/ブランドロゴの価値―記号消費の特徴/コト消費とインスタ映え/お揃いコーデ―モノ消費にみえるコト消費/渋谷ハロウィンに若者が集まる理由―トキ消費/付帯価値を重視する「イミ消費」/応援消費と物語消費/「推し」の心理/投げ銭とオーディション番組/エンターテインメントとして消費される人々の物語/応援する手段の拡大
第8章 自己肯定感
・SNSが若者にもたらしたもの/自分の思いやストーリーを伝えたい/他人の存在を後ろ盾にした自己肯定感

【Column】
オンライン中心の大学生活が就職観に与えた影響/フリマアプリの普及/金融商品とZ世代/ゲームアプリへの課金/アイドルの今昔/昔とは違う「オタク」/倍速視聴とタイパ

内容説明

昔とは違う「オタク」。「消費しない」って本当?自己肯定感が高くて低い若者たち。最近の若者はよくわからないというあなたへ。

目次

第1章 Z世代とは
第2章 Z世代が歩んできた道
第3章 Z世代と3つの市場変化
第4章 「ググる」より「タグる」―Z世代の情報処理の特徴
第5章 ウェルビーイング―何にお金を使いたいのか
第6章 画一化された幸福の消滅
第7章 変わりゆく消費文化
第8章 自己肯定感

著者等紹介

廣瀬涼[ヒロセリョウ]
株式会社ニッセイ基礎研究所生活研究部研究員。2019年大学院博士課程在学中に株式会社ニッセイ基礎研究所に入社。専門は現代消費文化論。オタクの消費を主な研究テーマとし、10年以上彼らの消費欲求の源泉を研究している。昨今では自身の経歴を活かし若者(Z世代)の消費文化について研究を行い、講演や各種メディアで発表している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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お抹茶

1
社会心理学や人事の本かと思ったが,Z世代の消費文化論といった内容で,シンクタンクがまとめたようなテイスト。タイトルは,Z世代の常識を非常識だと思う人々を引き付けるとっかかりに過ぎない。SNSでの推し活や新しい消費行動を論じて,Z世代の自己肯定感の高さと低さが混在するさまを指摘しているので,その考察をもっと深めてほしいと思った。2023/08/13

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