出版社内容情報
齊藤 三希子[サイトウミキコ]
著・文・その他
内容説明
世界で加速するバイオ・トランスフォーメーション(BX)。革新的「バイオテクノロジー」が経済社会をリデザインする。
目次
1 Bio is the new Digital(バイオを知るための基礎の基礎;バイオエコノミーとは何か;バイオにより広がるビジネス領域)
2 バイオが変える農業(食農分野におけるBioTechの可能性;人口爆発と気候変動が及ぼす食料生産や食文化への影響;農業の概念と文化を覆す新農法;ミートレス社会の到来;食肉業界のゲームチェンジ;農作物の高速ピンポイント改良時代;ニューノーマル時代に求められる農林水産業;日本が取り組むべき意義;ルール形成の重要性;持続可能な食料システム構築に向けて)
3 バイオが変える工業(工業分野におけるBioTechの可能性;サーキュラーエコノミー化の具体的な事例;環境に優しい「代替プラ」;未来の素材、セルロースナノファイバーの可能性;人工タンパク質で素材革命;アニマルウェルフェアなバイオレザー;海外で先行、バイオ燃料シフト;建築技術への応用;企業が戦略に加えるべき新たな前提条件;企業がオペレーション改革に着手すべき事項;ルール形成戦略の重要性)
4 バイオが変える医療/ヘルスケア(バイオ市場における医療・ヘルスケア産業の市場規模;食のヘルスケア産業の創出;3Dフードプリンタで健康食;生命を扱うバイオ3Dプリンタ;バイオ医薬品;人体の90%を構成する微生物;遺伝子ビジネス;遺伝子で究極の健康管理―薬ではなく健康になることを売る時代;遺伝子を手術する時代へ;「疾患のロングテール」を解消する遺伝子治療学;不老長寿―寿命は自分で選ぶ時代の到来;データ駆動型農業との融合;ゲノム編集技術における倫理的問題;生物の無限の可能性を引き出すバイオテクノロジー)
5 Bioの社会経済をつくっていくためには(化石燃料を軸とした社会経済の限界;バイオ市場動向および課題;各国のバイオエコノミー戦略;バイオエコノミー推進に向けた課題;バイオエコノミーの実現に向けて)
著者等紹介
齊藤三希子[サイトウミキコ]
株式会社スマートアグリ・リレーションズ社長執行役員(株式会社バイオマスレジンホールディングスグループ会社)。Ridgelinez株式会社Director。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科修了、大学院で環境経済学を学ぶ。外資系総合コンサルティングファームのディレクター職を経て現職。地域資源を活用した持続可能な地域モデルの創出や、Agri‐Food Tech、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、バイオエコノミー、SX(サステナビリティトランスフォーメーション)、食料安全保障などの事業創出に多数従事。『Newspicks』にて「環境・エネルギー、食・農業、バイオテクノロジー」分野のプロピッカーとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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