出版社内容情報
金融実務研究会[キンユウジツムケンキュウカイ]
著・文・その他
寺澤 正孝[テラサワ マサタカ]
監修
内容説明
好評を博し版を重ねた同書の改訂版!近年、政府の方針から公的書類の脱ハンコが進展。一方、依然として印鑑の法的効力は高い。本書は、最新の状況をふまえ、印鑑・署名・記名押印の法律的な基本的知識をQ&A方式でわかりやすく解説する。金融機関の職員、一般社会人、内定者、学生必読の書!
目次
第1章 印鑑と署名(記名押印)
第2章 印鑑登録制度と実印
第3章 署名(記名押印)する文書
第4章 会社のハンコと署名(記名押印)
第5章 金融取引と印鑑
第6章 印鑑・署名(記名押印)に関する事故
第7章 電子証明書・電子署名
付:行政手続における押印廃止の動向
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
きみたけ
47
著者は弁護士の寺澤正孝先生。日常生活やビジネスの現場で欠かすことのできない印鑑にまつわる知識を分かりやすく解説した一冊。安易にハンコを押してしまったためにトラブルに巻き込まれてしまったということのないように出版したとの事。経理という職業柄、ある程度の内容は知ってましたが勉強になりました。歴代の日本の総理大臣が、閣僚署名の際に「花押」を用いていたのは知りませんでした。そういえば、昔会社の印鑑をコピーして請求書を偽造していた営業担当者がいたなと思い出しました。その後会社から居なくなりましたが。2024/02/02
kenitirokikuti
7
図書館にて。地デジ化が東日本大震災と被ったように、電子署名(単なる認印の廃止)とコロナ禍もセットみたくなったのだった▲最高裁判例で、印影あれば本人とみなされる。そして民事訴訟法では印影あれば私文書(この場合は契約書)が成立する、とされる。ここいらが根拠であった▲量的には住民票を取るときの捺印が最も多かった。平成まではハンコが義務の行政手続きは1万5千あった。99.9%が単なる認印で、それは令和に廃止された。義務が残ってるのは100件余り。メインは不動産関係らしい。2022/04/20
takao
2
ふむ2022/04/12