出版社内容情報
佐々木 清隆[ササキ キヨタカ]
著・文・その他/編集
内容説明
金融のグローバル化、デジタライゼーションの進展、新型コロナウイルスの影響等、内外環境の急速な変化の中で、金融市場が直面する新しい課題に対応した規制のあり方や解決策はいかにあるべきか―金融庁の担当者を中心とした第一線の講師陣が語る、一橋大学大学院経営管理研究科の講義録を待望の書籍化!
目次
第1章 金融規制監督総論(目的・内容・手法等)(金融規制・監督の目的:MissionとVision;金融規制・監督の対象 ほか)
第2章 グローバル金融規制の現状(健全性規制;行為規制と証券市場監視 ほか)
第3章 新たなリスクへの対応(コンダクトリスク;金融デジタライゼーションへの対応(1)(規制) ほか)
第4章 金融規制監督のグローバル連携(金融規制に関する国際交渉;検査監督の執行におけるグローバル連携)
第5章 金融規制監督の今後の課題(従来型の金融の世界での課題;デジタライゼーションの進展に伴う課題 ほか)
著者等紹介
佐々木清隆[ササキキヨタカ]
一橋大学大学院経営管理研究科客員教授。東京大学法学部卒業。大蔵省(現財務省)入省。OECD、IMFでの勤務のほか、金融庁証券取引等監視委員会事務局長、公認会計士・監査審査会事務局長、総括審議官、総合政策局長を経て金融庁退官。2020年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
79
国内ばかりではなく国際業務を営む銀行は国際規制を守っていかねばなりません。金融庁職員あるいはOBによる規制の現状や新しい規制あるいはデジタライゼーション、SDGs、気候変動リスクへの対応、企業内不祥事についてポイントを押さえて説明してくれています。メガバンクや大手地銀の担当者には参考にある気がします。2021/06/21
も、な、
1
金融庁高官による概説書。社会人学生向けということで一通り概要が網羅されている。コロナ禍を踏まえた気づきの記載も多数。導入として分かりやすい本。 2021/08/07