出版社内容情報
ある日、Mトレーディング社の法務部は営業部から、韓国のSガス社と組んで、イタリアのエナジア社が保有するメキシコでの天然ガスパイプライン・火力発電所の運営事業を買収するプロジェクトが進行中であると聞かされた。合弁先であるSガス社との間で「覚書(Letter of Intent)」「株主間契約書(Shareholders' Agreement)」、エナジア社との間で「秘密保持契約(Non Disclosure Agreement)」「基本合意書(Memorandum of Understanding)」「株式売買契約書(Share Purchase Agreement)」が必要になる。法務部員たちは、交渉相手の要求に配慮しつつ自社の正当な利益を守るために、各種の英文契約書をどのように起案すべきか。仮設事例をもとに、英文M&A契約ドラフティングの基礎を解説。
内容説明
ある日、会社から海外事業の買収に向けた英文契約書の起案を任された。あなたならどうする?M&Aで通常必要となる各契約書に盛り込むべき事項、リスクコントロール手法、英語での表現方法を詳述。「米国最新裁判例」―契約書の文言をめぐる紛争に対して、裁判所がどのような判断を下したか。「英文作成のヒント」―英文契約における慣習的な表現、日本人が陥りがちな誤り。「サンプル文例」―覚書(LOI)、株主間契約書(SHA)、秘密保持契約書(NDA)、基本合意書(MOU)、株式売買契約書(SPA)。
目次
1 Mトレーディングの営業チームからの電話
2 Sガス社との覚書(LOI)の交渉
3 Sガス社との株主間契約(SHA)の交渉
4 エナジア社との秘密保持契約(NDA)及び基本合意書(MOU)の交渉
5 エナジア社との株式売買契約(SPA)の交渉
6 エピローグ
-
- 電子書籍
- 私が死んだらどーなるの?おひとりさまの…
-
- 電子書籍
- 復讐の毒鼓2【タテマンガ】第79話 T…
-
- 電子書籍
- 31番目のお妃様【分冊版】 25 Bs…
-
- 電子書籍
- 月刊flowers 2021年6月号(…
-
- 電子書籍
- 単話配信版 特命係長 只野仁 第56話…