出版社内容情報
友松 義信[トモマツ ヨシノブ]
著・文・その他
内容説明
世界の文豪たちの作品の重要なファクターとなり、とりわけ推理小説や経済小説ではドラマに不可欠な仕掛けとしての役割を果たしてきた信託。古典から現代小説まで、国内外の20余りの文学作品を紹介し、信託がどのように扱われてきたかを読み解く。『信託の世界史』に続く、教養としての信託入門。
目次
1 ピーターラビットと信託にはどのような関係があるのか
2 文学作品から学ぶ信託の利用方法
3 推理小説から学ぶ―舞台設定のための利用
4 日本の経済小説から信託の利用方法を学ぶ―租税回避目的
5 海外小説から受託者の義務を学ぶ
6 小説から信託の負の側面を学ぶ
7 信認関係を扱った文学作品から信託を学ぶ
著者等紹介
友松義信[トモマツヨシノブ]
1958年4月4日生まれ。1983年三菱信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社。不動産管理部長、監査役室長を経て、2015年より三菱UFJ信託銀行信託博物館事務局長。2012年から2015年まで専修大学大学院経済学部研究科客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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