出版社内容情報
日本弁護士連合会民事介入暴力対策委員会[ニホンベンゴシレンゴウカイミンジカイニュウボウリョクタイサクイインカイ]
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内容説明
民事介入暴力対策40年。反社会的勢力対策・不当要求対策に関する最新理論の集大成。最先端の知見と理論を取り込んだ実務家の必読書。
目次
第1章 反社会的勢力排除の最前線(警察における暴力団排除活動の推進(警察庁刑事局組織犯罪対策部長・野村護)
暴力団対策の新たな展開―「社会対暴力団」へ(全国暴力追放運動推進センター専務理事・田中法昌)
取引社会からの暴排の進展と到達点(弁護士・島崎友樹(神奈川県)/鶴巻暁(東京))
みかじめ料被害の防止と回復(弁護士・加島光(愛知県)/名越陽子(愛知県))
漁業からの暴排(弁護士・木野村英明(釧路))
IRからの暴排(弁護士・中嶋勝規(大阪))
暗号資産(仮想通貨)とAML/CFT・反社会的勢力対応―イノベーション促進とリスクベース・アプローチに基づく対応(弁護士・鈴木仁史(第一東京)))
第2章 反社会的勢力に対する法的手段の最前線(特殊詐欺事案における指定暴力団トップの損害賠償責任(弁護士・大野徹也(東京))
住民運動と組事務所の排除について―茨城県の事例をもとに(弁護士・篠〓和則(茨城県))
適格団体訴訟(弁護士・中井克洋(広島))
第3章 反社会的勢力対策の新たな手法の最前線(組織犯罪に対する資金源対策としての没収の検討(弁護士・木村圭二郎(大阪))
スイスにおける組織犯罪からの犯罪被害回復制度(弁護士・田中一郎(大阪))
反社会的勢力に関する情報の収集と活用(弁護士・竹内朗(東京))
企業のホワイト化に向けた取組みの現状と提言(弁護士・長谷川敬一(大阪)))
第4章 不当要求対策の最前線(行政対象暴力根絶のための行政との連携―国交省・文科省との連携を中心に(弁護士・尾〓毅(第二東京))
えせ同和行為問題(弁護士・疋田淳(大阪))
教育対象暴力(弁護士・佐々木基彰(岡山))
医療現場における悪質クレーム対策と応招義務(弁護士・山崎和成(和歌山))
カスタマー・ハラスメント(弁護士・和田資篤(愛媛)))