内容説明
銀行代理業制度開始に合わせて刊行した好評の解説書に、2018年6月に導入された電子決済等代行業制度(オープンAPI)の解説を加えて、13年ぶりの大リニューアル。全61のQ&Aで両制度の概要、対象業務、要件、制限事項、監督規定等についてわかりやすく解説。巻末には「オープンAPIのあり方に関する検討会報告書」、「銀行法に基づくAPI利用契約の条文例」等の参考資料を収録。
目次
1 銀行代理業(「銀行代理業」とはどのような業務をいうのですか;銀行代理業の対象はどのような業務ですか;銀行はどのような業務を営むことができますか;他の金融業態においては、仲介制度はどのように認められていますか;銀行の付随業務の代理または媒介をすることは「銀行代理業」に該当しますか ほか)
2 電子決済等代行業(電子決済等代行業制度が設けられた背景・経緯について教えてください;電子決済等代行業制度の施行期日・経過規定について教えてください;電子決済等代行業とはどのような業務ですか;1号業務(更新系API業務)の行為に該当しても、電子決済等代行業に該当しないものとしてはどのようなものがありますか
電子決済等代行業者の登録申請書の記載事項と登録申請書の添付書類について教えてください ほか)
巻末資料
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
91
この本は最近の法令の改正などを基本として今後の銀行代理店や決済等代行業者についての疑問点などをQ&A方式で説明してくれています。アメリカでもamazonやgoogleが大手銀行の代理店となっています。日本でも今後そのような銀行代理店が増えていくのでしょう。またオープンAPIということで電子決済等代行業者が顧客への直接の窓口になっていくのでしょう。2020/02/04
Wabisuke
0
実務上迷うポイントについて重点的にQAをまとめており役にたつ。パブリックコメントの引用があるので根拠に基づく検討ができありがたかった。2025/04/05