内容説明
経営計画に近い実績値を計上するためにはどうすればよいのか、全地域銀行の中期経営計画と実際の業績を精緻に分析し課題を抽出。金融機関の企業価値向上と、人口減少・マイナス金利の時代に避けて通れない収益・リスク管理の高度化を実現する手法を具体的に導き出す!
目次
第1部 経営管理の課題認識と数値検証の必要性(自己分析・自己評価の重要性;第三者目線による評価と対応;経営戦略策定での課題)
第2部 各業務運営に関する数値検証(貸出・預金業務;市場関連業務;ALM運営・流動性リスク管理関連業務 ほか)
第3部 仮想銀行によるシミュレーション結果と具体的な経営戦略(仮想銀行における経営戦略の策定;開示に関する課題認識と今後の対応;ガバナンス高度化に向けた応用と可能性)
著者等紹介
浜田陽二[ハマダヨウジ]
アビームコンサルティング株式会社、金融・社会インフラビジネスユニット、シニアエキスパート。1989年4月株式会社日本債券信用銀行(現あおぞら銀行)入行、融資部門、市場部門、金融法人部門等を歴任し、銀行勘定と特定取引勘定での運用や、資本調達交渉を含めた資産・負債・資本すべてに関する業務を経験。銀行設立プロジェクトに参画後、2006年11月にみずほ証券株式会社に入社、財務企画部門にて調達業務や規制対策等を経験し、2014年2月アビームコンサルティング株式会社入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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