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内容説明
債権法が抜本改正!平成29年5月26日に成立した改正債権法について、法制審議会民法(債権関係)部会の幹事である著者が、部会審議や部会資料に沿って客観的にかつわかりやすく解説。好評既刊を増補改訂。信頼かつ定評のある解説をさらに充実させて刊行!
目次
第1章 民法総則(意思能力・行為能力;物(改正前民法第86条第3項―削除) ほか)
第2章 債権総則(債権の目的;債務不履行の責任等 ほか)
第3章 契約総則(契約の成立;定型約款 ほか)
第4章 契約各則(贈与;売買 ほか)
第5章 物権に関する関連規定の改正
著者等紹介
潮見佳男[シオミヨシオ]
1959年愛媛県西条市生まれ。1981年京都大学法学部卒業。現在、京都大学大学院法学研究科教授。京都大学博士(法学)。法制審議会民法(債権関係)部会幹事(2015年2月まで)、法制審議会民法(相続関係)部会委員(2015年4月から)、日本銀行金融法委員会委員、大学改革支援・学位授与機構法科大学院認証評価委員会委員ほかを兼職。所属学会:日本私法学会(理事)、金融法学会(理事)、日本家族“社会と法”学会(理事)、比較法学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TM
1
改正民法の改正条文について,逐条式に簡潔に改正の趣旨を解説している。今後改正条文の趣旨を把握する際のハンドブックとして有用。中には,委員会での意見の変遷にも触れてくれているものもあり,今後実務において解釈上の争いが生じた際にも役に立つと思われる。とりあえず手元に一冊置いておいてよい本。2020/03/17
muny
0
すらすらと読めた。知り尽くしている人の説明はやはり分かりやすい。旧法のかし担保の債務不履行への一元化、契約の到達主義への一本化。2023/12/08
おかえ
0
確かに必要十分な情報は書かれている。しかしあまりに淡々と記述が進むため、睡眠剤としての威力は強力。正直頭に入らん。旧民法の復習も兼ねて、大村敦志『新 基本民法』を読むことにするよ…。2018/09/16