ヘッジファンドのアクティブ投資戦略―効率的に非効率な市場

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ヘッジファンドのアクティブ投資戦略―効率的に非効率な市場

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  • サイズ A5判/ページ数 485p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784322130621
  • NDC分類 338.15
  • Cコード C2033

内容説明

ヘッジファンドはどのような取引戦略を用いてリターンを獲得しているのか、そして市場価格はどのように決まるのか?ヘッジファンドの運用戦略の全貌を解き明かすバイブル、日本語訳が完成。ジョージ・ソロス、マイロン・ショールズ、ケン・グリフィン、クリフ・アスネスなど、著名投資家の貴重なインタビューを収録。

目次

第1部 アクティブ投資(ヘッジファンドなどスマートな資金を理解する;取引戦略の評価―パフォーマンス測度;戦略の発見とバックテスト―効率的に非効率な市場における収益の獲得;ポートフォリオ構築とリスク管理;取引戦略と資金調達―市場流動性と資金調達流動性)
第2部 株式戦略(株式の評価と投資の基礎;裁量的株式投資;ショートバイアス戦略;株式クオンツ投資)
第3部 アセットアロケーションとマクロ戦略(アセットアロケーションの基礎―主要資産クラスのリターン;グローバルマクロ投資;マネージド・フューチャーズ―トレンド追随投資)
第4部 裁定取引戦略(裁定に基づくプライシングと取引の基礎;債券の裁定取引;転換社債の裁定取引;イベントドリブン投資)

著者等紹介

内山朋規[ウチヤマトモノリ]
首都大学東京大学院経営学研究科教授。三井信託銀行受託資産運用部、野村證券金融工学研究センター、UCLAアンダーソンスクール客員研究員などを経て、2015年10月より現職。早稲田大学卒、青山学院大学修士、京都大学大学院経済学研究科博士後期課程修了、博士(経済学)

角間和男[カクマカズオ]
野村アセットマネジメント投資開発部長兼資産運用先端技術研究室長。野村総合研究所システムサイエンス部、野村證券金融工学研究センター、同ポートフォリオコンサルティング部長、エンサイドットコム証券代表取締役社長などを経て、2017年10月より現職。東京大学理学部卒、同大学院修士課程修了

浦壁厚郎[ウラカベアツオ]
野村アセットマネジメント運用部マルチアセット&ソリューションズグループシニア・ポートフォリオ・マネージヤー。野村総合研究所コンサルティング事業本部、金融ITイノベーション事業本部を経て、2017年12月より現職。慶應義塾大学商学部卒、同大学院商学研究科修士課程修了(経営・会計学修士)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mazda

59
非常に専門的な本で、内容を読み解くのは難しかったです。一般的なミューチュアルファンドは、市場インデックスをベンチマークとして市場を上回ろうとしますが、ヘッジファンドはキャッシュベンチマークが与えられ、どのような環境でも収益をあげようとするのが目的です。ミューチュアルファンドの場合、S&P500が10%下落した場合、8%の下落でもベンチマークを上回るので、市場からは賞賛されます。しかし、ヘッジファンドの場合、8%の下落は投資家から責められる対象になるので、いつ何時でも収益を上げることが至上命題となります。2024/06/10

moto

3
市場は概ね効率的であるが、絶対に市場を上回われないというほどではない株式市場。市場を上回ることを絶対の使命としている、ヘッジファンドの投資戦略や投資理論についてまとめられており、超過リターンを上げるためのヒントが書かれています。なにより、ヘッジファンドが超過リターンを目指すのも、学術研究などをベースにした投資理論が多く、投資戦略の重要性を理解することができます。ソロス、ショールズ、ポールソンなどヘッジファンドの著名な投資家たちへのインタビューもあり、投資への理解が深まることは間違いありません。2019/09/13

dtake

1
Ⅲ部まで2024/01/07

Tad

0
網羅的にヘッジファンドの手法がカバーされているうえ、各戦略についてのインタビューも興味深い。 印象的だったのは、ヘッジファンドの基本的なスタンスがベータニュートラルであるがゆえに流動性リスクへの感度が高いといった点。あとは「空売り」と「保険」「農業」との共通性など。マイロン・ショールズへのインタビューでの「トレンド追随は常に平均回帰とは相いれないため、問題はこの2つをどう統合させるかです。」というコメントは、バートン・マルキールと共通する認識とも言え、“問題”に対する両者の対し方の違いも興味深い点です。 2020/03/22

 

0
Ⅰ部はパフォーマンスの計測方法(IR)、リスク管理(ドローダウン)、バックテスト等の話で、Ⅱ部以降が非伝統的手法の解説。各手法の説明が、概要ではあるものの類似本より少し詳しい。数々の数値例と実証研究の文献リスト(やや著者の論文が多いきらいがありますが)があるところ、そして各分野における巨匠たちへのインタビュー集(これは著者のコネクションあってのことか)があるのがよいところでしょうか。研究者が書いているだけあり、思ったよりも誠実に書かれているよい本でした2024/02/19

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