内容説明
論理、思想、歴史を一体で学ぶ等身大の“資本主義学”本邦初開講!
目次
第1編 資本主義という社会(資本主義の概要と生い立ち;市場経済とおカネの社会;自由な経済活動と自助努力;競争と進歩の社会;所有権と営利行為;資本主義と民主主義)
第2編 資本主義を育ててきた精神(欲望の活用と倫理道徳の浸透;勤勉と倹約の精神;リアリズムと合理主義)
第3編 資本主義社会を豊かに暮らす(リスクの高い社会での暮らし;資本主義の伝統をふまえて;資本主義社会で暮らす)
著者等紹介
石毛宏[イシゲヒロシ]
1953年東京生まれ。1977年東京大学経済学部経営学科卒、1994年マサチューセッツ工科大学(経営学修士)。1977年三菱銀行(現、三菱東京UFJ銀行)入行。入行後は、調査室長、情報セキュリティ管理室長などを歴任。2006年より帝京大学経済学部勤務。現在、帝京大学経済学部経営学科教授、日東富士製粉株式会社社外取締役(監査等委員)。専門、産業論、経営分析(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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しまちゃん
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①資本主義に共通する論理と伝統文化による違いを理解すること、②その論理がこれまで以上に強く私たちの暮らしに対応を迫る時代になってきたこと、③資本主義のもとでよりよく暮らすために何を学ぶべきか?を知る本です。消費の倫理=お金の使い方にも責任が伴う。「倹約は美徳」から「消費は美徳」へと価値観も変わる。 生活を律し、手に職をつけて、暮らそうとする。人として強くやさしく生きようとする。自分なりの使命感をもとうとする。最低限、やりたい仕事、好きな仕事でなくとも、自分の使命だからと働く人になればよい、と結んでいます。2016/10/26
アマサワ
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投機が仏教用語だったことは知らなかった2024/02/15
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