内容説明
サイバー攻撃、システム障害、大規模災害…いつでも起こりうる危機に金融機関はどう備え、顧客を守るためにどのように行動すればよいのか。BCP(事業継続計画)を確実に実行するための策定/訓練手順を詳説。金融庁のサイバーセキュリティ演習に対応した決定版!
目次
第1章 サイバーセキュリティへの対応に向けた視点(多発するインターネットバンキングにおける不正送金と技術的対処;サイバーセキュリティとサイバーセキュリティ対策;経済産業省が公表したサイバーセキュリティ経営ガイドライン ほか)
第2章 BCP個別対応手順の策定手法(BCP、IT‐BCP、サイバーセキュリティ対策の位置づけ;金融機関におけるBCPの全体構造;BCPのドキュメント構造とIT‐BCPとの連携 ほか)
第3章 サイバーセキュリティ演習を念頭に置いたBCP訓練の実装実務(BCP訓練の種類;事前準備からの一連の流れ;BCP訓練における評価手法 ほか)
著者等紹介
大野博堂[オオノヒロタカ]
株式会社NTTデータ経営研究所パートナー金融政策コンサルティングユニット本部長。早稲田大学卒業後、NTTデータに入社し、デリバティブ取引評価システム等の企画に従事。その後、大蔵省大臣官房総合政策課に出向し、金融マーケットを中心としたマクロ経済分析を担当するとともに、国会対応を経験。ジャスダック上場企業の取締役経営企画室長を経て、2006年より現職。金融マーケットを中心としたマクロ経済分析に加え、金融分野の政策・レギュレーション対応、地域活性化などを中心にコンサルティング活動に従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。