内容説明
すべてを目撃してきた実務家が綴る待望の増補版!旧版でフォーカスした事件のその後をフォローするとともに、3つの「事件」を新たに収録。姉妹本『日本の金融リスク管理を変えた10大事件』と併読することで、グローバル/ローカルの両観点から金融リスク管理の歴史を俯瞰する。
目次
「10大事件+χ」と本書の構成
外国為替取引とヘルシュタット・リスク(1974年)
ブラックマンデー(1987年)
BCCIとマネーローンダリング(1991年)
G30レポートとVaR革命(1993年)
FRBショックとデリバティブ損失(1994年)
ベアリングズ銀行と不正トレーダー(1995年)
ヘッジファンドLTCM破綻(1998年)
バーゼル2とオペレーショナルリスク(2001~2007年)
ニューヨーク同時多発テロとBCP(2001年)
サブプライムローン問題と証券化商品(2007年)
リーマンショックとグローバル金融危機の勃発(2008年~)
バーゼル3と金融規制強化の潮流(2008年~)
アルゴリズム取引・HFT取引と「フラッシュ・クラッシュ」(2010年)
LIBOR不正とコンダクトリスク(2012年~)
著者等紹介
藤井健司[フジイケンジ]
東京大学経済学部卒。ペンシルヴェニア大学ウォートンスクール経営学修士課程修了。1981年日本長期信用銀行入行、同池袋支店、営業第二部、長銀インターナショナル(英国)出向、等で勤務。1998年三和銀行入行、三和証券リスク管理部長、2004年UFJホールディングスリスク統括部長兼UFJ銀行総合リスク管理部長。2006年三菱UFJフィナンシャル・グループ、リスク統括部バーゼル2推進室長。2007年あおぞら銀行入行、専務執行役員チーフ・マーケット・リスク・オフィサー。2008年みずほ証券入社、リスク統括部長。2011年同執行役員。2014年同取締役執行役員グローバルリスクマネジメントヘッド。東京リスクマネジャー懇談会共同代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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