出版社内容情報
金融とテクノロジーの融合は金融サービスを革新的に変化させるのか、それともバブルに過ぎないのか。海外の豊富な先行事例を解説し、金融機関はFintechスタートアップ企業とどのように関わるべきか、ユーザーにとってのメリットは何か、判断する材料を提示。関心が加速度的に高まるFintechを正確に理解し、冷静に考えたいと望む読者に向けた一冊。
目次
第1章 Fintechとは何か?
第2章 拡大するFintechサービスの特徴
第3章 Fintechに対する海外金融機関の取組み
第4章 Fintechへの諸外国における公的機関の対応
第5章 日本におけるFintechの現状
第6章 Fintechの今後
著者等紹介
隈本正寛[クマモトマサヒロ]
(株)富士通総研金融・地域事業部シニアマネジングコンサルタント。1998年さくら銀行(現三井住友銀行)入行、法人営業、融資業務を経験。2000年富士通総研入社
松原義明[マツバラヨシアキ]
(株)富士通総研金融・地域事業部シニアコンサルタント。2007年4月富士通総研入社(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヒデミン@もも
26
大学の図書館2018/10/18
mazda
15
あまり頭に入って来ない内容というのでしょうか…。Fintechも、すでにサービサーがたくさんいることがよくわかりました。2017/06/27
buaabu
1
Fintechスタートアップが提供するサービスの方向性は、エンドユーザーに対して直接サービスを行う金融機関にとっては破壊的な変化を巻き起こすようなサービスから、他方、金融機関に対してそのサービス提供を行うことを目的としたものまで存在する。重要となるのは、これらスタートアップによるサービスがICTを駆使することによって、エンドユーザーが利用する金融サービスの機能強化が図られ、その利便性を向上させたり、それまで特定の金融サービスを利用できなかったユーザーに対してサービス提供を行ったりすることが可能な点にある。2016/10/10
AM
0
幅広く全体をカバーした好書。ディテールを知りたければ論文をどうぞ、という感じです。ガイド役にピッタリ。2018/01/20