内容説明
相続法改正への視点は何か?戦後5回目となる相続法の大改正、四半世紀にわたり相続関係事件に関与してきた著者が、「相続法制検討ワーキングチーム」報告書と、「法制審議会民法(相続関係)部会」での改正検討事項を平易かつコンパクトに解説。
目次
第1章 なぜ相続法があるのか?
第2章 相続法に「正義」はあるのか?
第3章 現在の相続法はどうなっているのか?
第4章 相続法のどこをどのように改正するのか?
第5章 配偶者の居住権の保護
第6章 配偶者の貢献に応じた遺産分割の実現
第7章 寄与分制度の見直し
第8章 遺留分制度の見直し
第9章 その他の問題点
第10章 諸外国の相続法はどうなっているのか?
著者等紹介
平田厚[ヒラタアツシ]
1985年3月東京大学経済学部卒業。1990年4月第二東京弁護士会登録。1996年9月~1997年9月ベルギー、ルーヴァン・カソリック大学へ留学。2004年4月明治大学法科大学院専任教授就任(民法担当)。2012年1月日比谷南法律事務所設立(パートナー)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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