内容説明
金融庁証券取引等監視委員会の行政官が、不公正取引等、証券市場の様々な論点について、さらには金融や経済のメカニズムそのものを、行政経験を背景に、ぶれない視点で、歯に衣着せずに語る!前著「金融システムを考える」の続編の趣!法律専門誌『金融法務事情』に86回にわたり好評連載された「霞ヶ関から眺める証券市場の風景」を大幅追記して収録!東日本大震災事業者再生支援機構設立準備室長としての経験から書かれた論考「被災地の金融支援」も収録!
目次
第1部 霞ヶ関から眺める証券市場の風景(ウォームアップ;こだわりと回帰;粉飾と粉飾の間に;次第に浮遊;震災からしばらく;さらに浮遊;一身上の変化;領空侵犯;綱渡り;気力なえて)
第2部 折々に考えてみた(小文いくつか;消費者行政としての金融行政;法務専門誌らしからぬ座談会;被災地の金融支援)