内容説明
平成25年に開催された日弁連民暴和歌山大会当時に提言された論点を収録するとともに、その後の反社排除の情勢を反映!平成26年の金融庁の監督指針等の改定、近時の裁判例等も踏まえ、実務的見地からの提言!取引解消に向けて重要なモニタリングとプランニングをいかに実践するか、指針を提供!反社情報の共有、個人情報保護との関係、データベースの構築と更新、シ・ローン実務への影響等、重要な論点を網羅!
目次
総論(民暴弁護士の熱い心と冷静な議論を感じとってください)
第1部 民暴和歌山大会当時の問題提起(~平成25年11月)(融資取引からの反社会的勢力排除―取引の解消に向けて;反社会的勢力との融資取引解消に向けた具体的取組みについて―「モニタリング」と「プランニング」;融資取引における暴排条項の適用と金融機関取締役等の善管注意義務 ほか)
第2部 民暴和歌山大会後の議論の深化(平成25年11月~)と近弁民暴委員の研究成果(みずほ問題について―4者提携ローンの問題点;融資実行前の反社会的勢力排除;実効的なモニタリング・プランニングの提言 ほか)