内容説明
現状と本質を直視し、銀行再生への王道を説く。求められる行動改革と意識改革。
目次
第1章 銀行業務の本質を考える
第2章 銀行におけるコンプライアンスを考える
第3章 銀行における人材育成を考える
第4章 銀行組織の原理と銀行員のあるべき姿
第5章 目標設定・実績・評価制度を考える
第6章 銀行ルネサンス
著者等紹介
吉田重雄[ヨシダシゲオ]
1950年東京生まれ。1973年早稲田大学政治経済学部卒業、同年三菱銀行入行。板橋支店長、融資第一部次長、融資第二部次長、仙台支店長、秋葉原支店長を経て、2001年6月東京三菱銀行を退職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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KAZOO
11
著者に言わせるとこのルネサンスは、カルロス・ゴーンが日産を再生させたときに行ったルネサンスの精神を取り入れているとのことです。この著者の3冊目の銀行の業務とくに融資に絡んだ、銀行の王道を説いています。特に最近の銀行はすべて利益利益というばかりでお客のためを考えていないと嘆いています。まさにその通りで支店長以下担当者まで自分の成績のためにしか融資を行っているのが最近の風潮といえます。お客の繁栄あってこそ銀行の収益も増えていくと思います。2014/08/12
ちっち
0
本書において、筆者が理想とするモデルケースとして、実在する地域金融機関が模範の事例として一切紹介されていないことを、重く受け止める必要があると感じた次第2015/05/04
yashiti76
0
4️⃣銀行業の定義を再認識。預金、貸出を増やすのが本業で、投信販売は低金利時のしのぎ!銀行を学校に、支店を塾に!本部は謙虚さが必要!健全な猜疑心を持て!目的と目標の違い!銀行員人生に喝を入れられた。。。2014/09/18