内容説明
自然災害に強靱な社会に向けて。気候変動とその影響に対する適応をテーマに、企業・行政・市民による先進的な取組みと適応に関する最新の理論を紹介。
目次
第1章 適応をめぐる動向と課題(気候変動の影響;適応策を推進するうえでの課題―適応策をめぐる議論と主な論点;適応策に関する国際交渉の動向)
第2章 理論面からのアプローチ(気候変動リスク管理・リスク分析;気候変動のもとでの適応策としての災害リスク管理;リスクファイナンスとは;災害費用をどう見積もるべきか―成長論を適用した新しい定義と計測の提案;対策をいつ実施するべきか―最適停止問題からの示唆;自然災害に対する賢い選択行動と政府の姿勢;望ましい水害保険の構築に向けた政府関与のあり方)
第3章 実践面からのアプローチ(行政による取組み;企業による取組み;市民による取組み)
第4章 適応の推進に向けた提言―いま日本に何が必要か(「緩和」と「適応」の両輪による気候変動対策;適応策推進の課題と解決に向けた提言;企業への期待と問われる各セクターの役割)
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