内容説明
企業や国の信用度(クレジット・リスク)の評価基準となるCDS(クレジット・デフォルト・スワップ)について、その仕組み・機能、商品体系、契約書、市場規模、取引事例等をわかりやすく解説した待望の書。財務・マーケット関係者必読。
目次
1 グローバル・マーケットとCDS
2 クレジット・リスクとは
3 CDSの基本的な仕組み
4 CDSの取引目的と機能
5 CDSの関連商品
6 CDSの取引対象
7 CDS市場
8 CDS契約書
9 CDSからマーケットを読む
10 今後の課題
著者等紹介
矢島剛[ヤジマゴウ]
1995年、慶應義塾大学卒業後、三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)入行。1998年、ソシエテジェネラル(SG)にてクレジット・デリバティブ部門を立ち上げ。国内クレジット・デリバティブ市場初期より、クレジット・リンク債(CLN)、リパッケージ債、シンセティックCDOをはじめとするストラクチャード商品を組成。2001年、BNPパリバにおいて、クレジット・デリバティブ業務を開始。CLN、リパッケージ債に加え、日本企業を参照したシンセティックCDOを組成。2009年、アクサ・ローゼンバーグ投信投資顧問入社。2011年より、RBSにおいて金融商品開発に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。