内容説明
自らリスクを取捨選択し、判断できるための素養を身につける。金融教育の歴史的経緯や、現在の金融被害の実態と金融商品の構造、英米における金融・投資教育等、さまざまな観点を多角的に検討し、金融・投資教育における問題点や実践案を提示。
目次
第1章 日本の金融・投資教育の歴史と現状(金融教育の歴史;金融教育の取組みの現状と課題 ほか)
第2章 多様な金融商品の登場と問題点(従来型の預貯金からデリバティブ商品へ;オプション取引の基礎 ほか)
第3章 英米の金融教育の現状と日本の金融教育の課題(英国の金融教育;米国の金融教育 ほか)
第4章 金融・投資教育実施における問題点(個人的体験からみた日本の金融教育へのいくつかの疑問;供給サイドからの金融教育―設計主義と郵貯の呪い ほか)
第5章 投資教育の姿(金融・投資教育はなぜ必要か;年金問題と金融・投資教育 ほか)
著者等紹介
新保恵志[シンボケイシ]
1955年石川県金沢市生まれ。1978年一橋大学経済学部卒、日本開発銀行(現日本政策投資銀行)入行。1988年住友信託銀行入社。2002年東海大学教養学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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