内容説明
東日本大震災を教訓に、BCPを再点検。企業・公共団体の防災担当者、必読の書。広域大津波、広域災害、原発事故、風評被害、物不足等が同時に発生した、人類初の「広域複合大災害」の経験をふまえ、第一人者がBCPを徹底検証する。
目次
序章 「3・11」で日本人と日本が変わった(震災を機に、経営戦略(企業の方向性)の見直し
人類初の広域複合大災害 ほか)
第1章 防災・危機管理の再点検およびBCP見直しの留意点(玉突きリスクと多角的視点;東日本大震災の共通認識(例) ほか)
第2章 企業における防災・危機管理の再点検(リスクアセスメント;リスクコントロールとダメージコントロールの再点検 ほか)
第3章 行政における防災・危機管理の再点検(災害・被害想定の見直し;備蓄推進条例の制定 ほか)
第4章 進化するBCP(東日本大震災でBCPは役立ったのか;BCP見直しのポイント ほか)
著者等紹介
山村武彦[ヤマムラタケヒコ]
学生時代に遭遇した新潟地震(1964)でのボランティア活動を契機に研究所設立。現場主義(真実と教訓は現場にあり)を掲げ、地震、津波、噴火、土砂災害、テロ、事故など150カ所以上の災害現地調査実施。阪神・淡路大震災発生時は、2時間後に現地入りし救助活動や調査活動にあたる。同年科学技術庁長官賞受賞。講演、執筆など防災意識啓発に活躍中。実践的防災・危機管理対策の第一人者。「近助の精神」「防災隣組」提唱者。所属学会:日本災害情報学会、地域安全学会(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
takao
Mateus Koji Hayasida