実践オペレーショナル・リスク管理

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  • サイズ A5判/ページ数 162p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784322119299
  • NDC分類 338.5
  • Cコード C2033

内容説明

完璧であって当たり前、でも絶対に完璧にはなりえない。目の前の現世利益の強化ではなく、長期にわたる目にみえない将来利益で、しかしながら確実に存在し、重要で大きな利益の創出。オペレーショナル・リスク管理は「経営哲学」を必要とする。

目次

第1章 「オペレーショナル・リスク管理」の動向と基礎知識(「オペレーショナル・リスク管理」の定義とその動向;“バーゼル2”規制が求める「オペレーショナル・リスク管理」 ほか)
第2章 オペレーショナル・リスク管理の“実践”フレームワーク(オペレーショナル・リスクの定義と分類;オペレーショナル・リスクデータの収集範囲 ほか)
第3章 実践的オペレーショナル・リスク管理(オペレーショナル・リスク管理への取組み;取組結果への評価と限界 ほか)
第4章 「共同データベース」を活用したオペレーショナル・リスク管理の実践(共同データベース発足まで;RDBオペレーショナル・リスク・データベース ほか)

著者等紹介

大久保豊[オオクボユタカ]
慶應義塾大学経済学部卒、ケンブリッジ大学大学院政治経済学部修了(Master of Philosophy)。住友銀行、マッキンゼー、鎌倉、日本AT&Tベル研究所を経て、1996年データ・フォアビジョン(株)設立、2000年日本リスク・データ・バンク(株)を設立。現在、データ・フォアビジョン・ホールディングズ(株)代表取締役社長、日本リスク・データ・バンク(株)代表取締役社長

瀧本和彦[タキモトカズヒコ]
株式会社百五銀行リスク統括部内部統制課調査役。百五銀行入行。本店勤務後、事務統括グループ、経営管理グループ等を経て現在に至る

稲葉大明[イナバダイメイ]
早稲田大学理工学部卒、一橋大学大学院国際企業戦略研究科金融戦略コース修了。あさひ銀行を経て日本リスク・データ・バンク(株)入社。現在、同社取締役常務執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Sato1219

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オペレーショナル・リスクの管理は、おそらく各社特有の流儀で行ってきたことが多いのではないか。それは、管理対象となる業務内容自体に各社ごとの独自性があることに加え、管理手法そのものが揺籃期にあったゆえということでもあるのだろう。この本は、その揺籃期にあって実務家が試行錯誤しながら、ひとつの普遍的な方法論を確立した嚆矢であると言えよう。後ろの方の共同データベースのあたりは、追加課金がないと楽しめない携帯ゲームのような隔靴掻痒であるが、今や、3章までを読まずしてオペリスクは語れない、と言ってもよいのではないか。2012/02/07

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