あすにかける―中央銀行の栄光と苦悩

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  • サイズ A5判/ページ数 414p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784322117530
  • NDC分類 338.4
  • Cコード C2033

内容説明

中央銀行の「あるべき姿」とは?さまざまな視点から考察・解明を試みた定評ある「名著」待望の日本語版。

目次

中央銀行業とは何か、なぜ重要なのか
通貨の安定
金融安定
金融のインフラストラクチャー
資産価格
構造、地位、説明責任
欧州:特殊なケース
新興国における中央銀行
経営資源、コスト、効率性
国際協力
リーダーシップ
変革に向けた課題

著者等紹介

井上哲也[イノウエテツヤ]
1985年日本銀行入行。92年エール大学経済学部に留学し、経済学修士課程修了。94年福井俊彦副総裁(当時)の秘書官。2000年植田和男審議委員のスタッフ。03年金融市場局企画役として、資本市場の活性化に関与。06年金融市場局の参事役。BISマーケッツ委員会等の国際会議の運営に参画。08年12月野村総合研究所主席研究員。2011年10月より金融ITイノベーション研究部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ミッキー

0
中央銀行について、その歴史、機能、組織や成員に限らずに書いてあり興味深い。ECB後の欧州各国中央銀行のあり方についての記述は身につまされて読んだ。2012/08/18

人生ゴルディアス

0
金融危機を踏まえた上での、中央銀行にまつわる幅広い視点からの考察。本書が魅力的だったのは、学際的な方法論に終始するのではなく、たとえばBISで開かれる会合に際し、先進国中央銀行総裁は、BIS本部ビルの最上階にある専用ラウンジで晩餐会になるが、「ついで」に呼ばれた各国金融監督機関の代表たちは地元のレストランに押し込められ、こんなことでは中央銀行と規制当局との連携など望むべくもない……といった、ひどく人間臭い視点からも語られていること。金融システムが「信用」から成立しているのだとすれば、無視できない点だろう2012/05/17

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