内容説明
経済・金融の枠組みが大きく変容する重要な時期に、CDOと、クレジット・デリバティブおよび証券化の特徴と実際を幅広くかつ詳細に解説。
目次
第1章 CDOとは(CDOとは;CDO市場の急拡大 ほか)
第2章 クレジット・デリバティブ(クレジット・デリバティブとは;市場の概観 ほか)
第3章 ストラクチャー(基本的ストラクチャー;商品タイプ ほか)
第4章 シンセティックCDO(シンセティックCDO;シンセティックCDO取引例 ほか)
第5章 今後の展望(新商品の登場;市場の発展)
著者等紹介
矢島剛[ヤジマゴウ]
1972年生まれ。1995年、慶応義塾大学経済学部卒業後、三菱銀行(現三菱東京UFJ銀行)に入行。1998年、ソシエテジェネラル証券会社(SG)にてクレジット・デリバティブ部門を立ち上げる。国内クレジット・デリバティブ市場の発展初期にリパッケージ債、クレジット・リンク債、マネージド型シンセティックCDO等の組成に従事。SGは1999年クレジット・デリバティブ商品1位(AsiaRisk誌)獲得。2001年、BNPパリバ証券会社入社、クレジット・デリバティブ業務立ち上げを行う。同年11月、初の日本企業アービトラージCDO「セレナ」組成。2002年、業界初のクレジット・デリバティブ平均指数「CJ50」を開発。同指数は現在iTraxx Japanとして広く利用される。2006年よりメリルリンチ日本証券にてクレジット・デリバティブ、ストラクチャー・クレジット全般のアレンジに従事。「日経金融新聞」、「エコノミスト」、「週刊金融財政事情」等に執筆。ブルームバーグ、日経CNBC等に出演。経営学修士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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