内容説明
成功の秘訣は「利害関係者の円滑な調整」。再生企業の取引先、債権者、株主、経営者、従業員等の各ステークホルダーは再生案件で何を望むか。事業再生を真に成功させるために必須のステークホルダー・マネジメントについて、「DESによる優先株式のEXIT」を中心に実務の第一人者が真実を伝える。
目次
第1章 企業再編とステークホルダー・マネジメント(企業再編とステークホルダー;事業再生とステークホルダー)
第2章 EXITとステークホルダー(再生企業にとってのEXIT;各ステークホルダーと企業との関係;個々のステークホルダーにとってのEXIT)
第3章 債権者にとってのEXIT(債権者と再生企業との関係;債権のEXIT;DESにより取得する種類株式のEXIT;DDSにより取得する劣後債権のEXIT)
第4章 フィナンシャルスポンサーにとってのEXIT(フィナンシャルスポンサーと再生企業との関係;債権のEXIT;DES・DDSで取得して種類株式・劣後再建のEXIT;普通株式のEXIT)
第5章 EXITの留意点(さまざまな経済合理性;再生企業と向き合う姿勢の重要性;再生企業の通過点としてのEXIT)
資料
著者等紹介
奥総一郎[オクソウイチロウ]
1986年京都大学法学部卒、1992年シカゴ大学経営大学院修士(MBA)。富士銀行堺支店、市場営業部、資本市場部に勤務した後、1995年より富士インターナショナルファイナンス(ロンドン)にて、MBO劣後ファイナンスを中心とするハイイールド債引受・トレーディング業務に従事。2002年よりみずほコーポレート銀行企業第一部にて企業再生業務に従事した後、2005年よりルネッサンスキャピタルグループ常務執行役員、2006年よりレゾンキャピタルパートナーズ取締役専務執行役員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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