内容説明
各章のはじめに掲載した「チェックポイント」で実務対応策を検討・整理できる!本論では、金融機関における個人情報の取扱いの実情と、個人情報保護法の問題点等を検討したうえで、私論もまじえた解決策を示すとともに実務上の留意点をわかりやすく整理!各章末の「ワンポイントアドバイス」で容易に論点整理ができる。
目次
第1編 個人情報保護法と金融庁ガイドライン(個人情報保護法に関する最近の動向;金融庁ガイドライン)
第2編 従来の個人情報保護に関する規制内容
第3編 個人情報保護法と金融実務(預金業務上の留意点;貸付・審査業務上の留意点;管理・回収業務上の留意点 ほか)
第4編 個人情報保護法上の諸問題(異業種等との業務提携時の留意点;開示請求への実務対応―開示請求手続等規則の重要性とその留意点;金融機関における安全管理体制 ほか)
著者等紹介
浅井弘章[アサイヒロアキ]
一橋大学法学部卒業、1999年4月弁護士登録。主な取扱分野は、銀行法・信託法・商法・個人情報保護法など。都市銀行・信託銀行・地方銀行の業務全般に関する助言・意見書作成および訴訟代理を行っている。また、(社)金融財政事情研究会主催の金融法務懇話会などの講師を務める。信託法学会会員
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