内容説明
投資信託・不動産両メリットをはじめ、各種制度上の恩典から明らかである優れた商品性、さらには投資判断のもととなる情報やリスク、専門用語について、わかりやすく解説した待望の実務書。
目次
1 不動産の証券化とJ‐REITの関係(不動産の流動化・証券化の必要性;不動産の証券化の基本的な仕組み ほか)
2 J‐REITの仕組み(商品コンセプト;J‐REITの仕組み ほか)
3 J‐REITの開示情報(開示資料;J‐REITのIPO(Initial Public Offering、新規公開) ほか)
4 J‐REITの財務・損益構造(J‐REITの財務構造;J‐REITの損益構造)
5 J‐REITの証券分析と基本用語(J‐REITの投資尺度;不動産関連用語)
著者等紹介
森島義博[モリシマヨシヒロ]
三菱信託銀行不動産コンサルティング部専門部長。不動産鑑定士。慶應義塾大学法学部政治学科卒。国土交通省国土審議会不動産鑑定評価部会専門委員。明海大学不動産学部非常勤講師。社団法人東京都不動産鑑定士協会副会長。首都高速道路公団補償審議会委員。東京都・港区・品川区・太田区財産価格審議会委員
小林亨[コバヤシトオル]
三菱信託銀行不動産コンサルティング部研究員。不動産鑑定士。東京大学工学部都市工学科卒
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感想・レビュー
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ヒロキです
8
REITの本。淡々としていて、そんなに面白くはなかった。不動産鑑定士が、その土地更地からドコまで再現可能かで価格を算定するといった考えは参考となった。情報も古いし貰い本だから良しとするか…2025/04/16
1
J-REITについて。J-REITについて知っておきたかったので購入。多分J-REITに関する本の中では比較的上級か。不動産の知識が結構要求される(適宜本文で解説される)。利益相反と単一テナントのリスク、物件の売上高比率が偏重されていないかは気をつけたい。また、個々の物件について知ることが重要だそう。J-REITの高利回りさと予測可能性の高さに惹かれたが、今は3%程度まで下がってしまった…。2016/06/15