出版社内容情報
いかに手順よく、手早く、もれなく回収実務を遂行するか? 現在、金融機関にとって喫緊の課題といえる不良債権処理問題について、その処方箋をもれなく記載。
法理論よりも実践重視の回収テクニックを示すというコンセプトのもと、民事再生法等の新法や法改正、新判例を踏まえて全面改訂。「回収のための準備」、「回収のための手段」、「回収のための諸問題」の3章立てで体系的に整理を図った実務手引きの決定版。
第1章 回収のための準備
第1節 請求する相手方
第2節 担保の確認
第3節 関係当事者の確認
1 会社役員の個人責任
2 競合債権者等
3 関係会社への追及
第4節 整理手続との関係
第2章 回収のための手段
第1節 回収計画の立案
第2節 相殺
第3節 督促
第4節 仮差押え
第5節 手形不渡対策
第6節 各種の事例と対策のポイント
第7節 各種整理手続参加
第3章 回収のための諸問題
第1節 債権の関係
1 債権の種類
2 債務者の変動
3 債権の変更
第2節 担保の関係
1 担保の種類
2 担保物件の変動
3 担保権の変動
第3節 債権の消滅する場合
〔事項索引〕
内容説明
現在、金融機関にとって喫緊の課題といえる不良債権処理問題について、回収のための「準備」、「手段」、「諸問題」を体系的に整理することで完全対応。民事再生法等の新法や新判例等を踏まえて、法理論よりも実践重視の回収テクニックを示した全面改訂版。
目次
第1章 回収のための準備(請求する相手方;担保の確認;関係当事者の確認 ほか)
第2章 回収のための手段(回収計画の立案;相殺;督促 ほか)
第3章 回収のための諸問題(債権の関係;担保の関係;債権の消滅する場合)
著者等紹介
鈴木正和[スズキマサカズ]
大正8年7月16日生まれ。昭和12年4月、東京貯蓄銀行(現あさひ銀行)入行。銀行勤務の傍ら中央大学専門部法学科で学び、昭和15年卒業。昭和19年応召、昭和21年の復員後は貸出審査・管理・回収の第一線で勤務。昭和59年7月、旧協和銀行(現あさひ銀行)定年退職。昭和48年以降、中央大学法学部講師、法政大学講師、金融法学会理事、全国銀行協会嘱託、昭和リース嘱託を歴任。精力的な著述・講演等により金融法務をリードしたが、平成6年9月27日逝去された。享年75歳
旗田庸[ハタダヨウ]
昭和16年6月23日生まれ。昭和41年4月、日本勧業銀行(現第一勧業銀行)入行。御徒町支店、内幸町営業部、調査部、審査部、法人企画部、融資部次長、融資部審査役、本店審議役等を経て、現在、東京リース法務室長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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