クレジット・リスク・モデル―評価モデルの実用化とクレジット・デリバティブへの応用

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 158p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784322101331
  • NDC分類 338.1
  • Cコード C2033

出版社内容情報



第1章 クレジット・リスク

   クレジット・リスクとは何か/クレジット・デリバティブとは何か/金利の期間構造/クレジット・リスクとイールド・スプレッド/金融商品の価格づけ/クレジット・リスク・モデル/Structuralアプローチ/Reduced-form(Intensity-based)アプロ-チ/Duffie and Singleton モデル/Duffie-Landoのアイデア/クレジット・デリバティブのリスク評価/まとめ

第2章 ハザード・プロセスによるデフォルトのモデル化

   ハザード・プロセスのモデル化/具体的なモデルとその特徴/指数ハザード・モデル/ドリフトが時間確定的なGaussianタイプ・モデル/Vasicekタイプ・モデル/CIRタイプ・モデル/パラメータ推定/回収率δの決定/平均的なハザード・レートmの推定/平均への回帰スピードcと標準偏差σの推定/市場データを利用したバラメー夕の推定/まとめ

第3章 格付推移確率と吸収マルコフ連鎖

   確率過程とマルコフ連鎖/格付推移確率行列の分解/リスク中立な格付推移確率行列の推定/与えられる情報/Jarrow-Lando-Turnbullモデル/最適化を用いたリスク中立な格付推移確率行列の推定/イールド・スプレッドの期間構造の推定/与えられるデータとモデルの構築/実証分析/まとめ

第4章クレジット・デリバティブの評価

   クレジット・デフォルト・スワップの定義/クレジット・デフォルト・スワップのキャッシュフローの評価/参照資産が一つのモデル/プロテクションの受取サイド/プロテクションの支払サイド/指数ハザード・プロセスの適用/Vasicekタイプのサザード・プロセスの適用/参照資産が複数の(バスケット)モデル/カウンターパーティ・リスクを加味したモデル/ダウン・グレード・プロテクション/まとめ

Appendix

参考文献/事項索引

内容説明

先端理論と実務への応用を、効率よく学べる究極のテキスト。

目次

第1章 クレジット・リスク(クレジット・リスクとは何か;クレジット・デリバティブとは何か ほか)
第2章 ハザード・プロセスによるデフォルトのモデル化(ハザード・プロセスのモデル化;具体的なモデルとその特徴 ほか)
第3章 格付推移確率と吸収マルコフ連鎖(確率過程とマルコフ連鎖;格付推移確率行列の分解 ほか)
第4章 クレジット・デリバティブの評価(クレジット・デフォルト・スワップの定義;クレジット・デフォルト・スワップのキャッシュフローの評価 ほか)

著者等紹介

楠岡成雄[クスオカシゲオ]
1954年大阪生まれ。1978年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。同年東京大学理学部助手。東京大学理学部講師、助教授、京都大学数理解析研究所助教授を経て1993年より東京大学大学院数理科学研究科教授。理学博士

青沼君明[アオヌマキミアキ]
1954年北海道生まれ。1977年防衛大学校電気工学専攻卒業。同年ソニー株式会社入社。1990年三菱銀行(現、東京三菱銀行)入行。2000年東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。現在、東京三菱銀行金融商品開発部。博士(数理科学)

中川秀敏[ナカガワヒデトシ]
1972年長野県生まれ。2000年東京大学大学院数理科学研究科博士課程修了。同年株式会社エムティービーインベストメントテクノロジー研究所入社。現在、同社研究部。博士(数理科学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

最近チェックした商品