出版社内容情報
金融庁の検査や日銀考査において、内部監査の重要性が指摘される中、マーケットリスクやクレジットリスクに続き、最も注目されているオペレーショナルリスクの定義や管理・測定方法、さらには最新事例など織りこんだ、新BIS規制概念としての誘い。金融機関経営全般の総合的リスクマネジメントの決定版。
出発点と金融業界の動向
1.オペレーショナルリスクと金融機関/概念的フレームワーク/システムとデータアーキテクチャ/リソーシング/測定の技法-個別事業のリスク・プロファイリングを行う方法についての事例解説/リスクプロファイル
2.オペレーショナルリスクの測定および管理の新動向
3.一貫性のあるオペレションリスクの計測および管理の構築手法
4.オペレーショナルリスク情報の定義と収集:リスク軽減と資本配分における応用
5.統合リスクフレームワークにおけるオペレーショナルリスクの測定と管理:理論から実践へ
6.金融コングロマリットにおけるオペレーショナルリスクの最小化
7.リーテイルバンキングにおけるオペレーショナルリスク:銀行グループにおけるリスク管理意識の向上と定着
8.ミスハンドリングによる損失や処理エラーに関する分析
9.証券取引に関する不正事件:経営陣のためのケーススターディ
10.心理学の理論と金融機関:意思決定と行動に対する個人と組織の影響
11.モデルリスクの計測:新しいアプローチ
12.オペレーショナルリスクの計量化について:別の視点からの議論
内容説明
内部検査・監査が重視される時代に注目されるオペレーショナルリスクのすべてを詳解!金融機関のリスク担当部署、企画・コンプライアンス担当者をはじめ、システム開発スタッフ必読の書。
目次
出発点と金融業界の動向(オペレーショナルリスクと金融機関:はじめに;オペレーショナルリスクの測定および管理の新動向)
オペレーショナルリスクへの新しいアプローチの適用(一貫性のあるオペレーショナルリスクの計測および管理の構築手法;オペレーショナルリスク情報の定義と収集:リスク軽減と資本配分における応用;統合リスクフレームワークにおけるオペレーショナルリスクの測定と管理:理論から実践へ;金融コングロマリットにおけるオペレーショナルリスクの最小化 ほか)
オペレーショナルリスクの分析と測定における進展(ミスハンドリングによる損失や処理エラーに関する分析;証券取引に関する不正事件:経営陣のためのケーススタディと問題点;心理学の理論と金融機関:意思決定と行動に対する個人と組織の影響;モデルリスクの計測:新しいアプローチ ほか)