出版社内容情報
機械学習の書籍としておびただしい数の書籍が出版されているが,ななめ読みで終わる,もしくは難しすぎて読めないものが多く,「身につける」という視点で書かれたものは非常に少ないと言ってよい。本書は,100の問題を解くという演習のスタイルをとりながら,数式を導き,R言語のソースプログラムを追い,具体的に手を動かしてみて,読者が自分のスキルにしていくことを目的としている。
本書は各章で解説のあとに問題を掲載している。解説を読んでから問題を解くこともできるが,まず問題から取り組む読み方もできる。その場合,数学の問題において導出の細部がわからなくても,解説に戻ればわかるようになっている。
「機械学習の数理100問」は,2018年後期と2019年後期の大阪大学基礎工学部情報科学科数理科学コース3年の講義でも使われ,また公開講座「機械学習・データ科学スプリングキャンプ」2018
目次
第0章 線形代数
第1章 線形回帰
第2章 分類
第3章 リサンプリング
第4章 情報量基準
第5章 正則化
第6章 非線形回帰
第7章 決定木
第8章 サポートベクトルマシン
第9章 教師なし学習
著者等紹介
鈴木讓[スズキジョウ]
大阪大学教授、博士(工学)。1984年早稲田大学理工学部卒業、1989年早稲田大学大学院博士課程修了、同大学理工学部助手、1992年青山学院大学理工学部助手、1994年大阪大学理学部に(専任)講師として着任。Stanford大学客員助教授(1995年~1997年)、Yale大学客員准教授(2001年~2002年)などを経て、現職(基礎工学研究科数理科学領域、基礎工学部情報科学科数理科学コース)。データ科学、機械学習、統計教育に興味をもつ。現在もトップ会議として知られるUncertainty in Artificial Intelligenceで、ベイジアンネットワークに関する研究発表をしている(1993年7月)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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