理工系コンピュータリテラシー―MS‐Office 2013対応

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  • サイズ B5判/ページ数 228p/高さ 26cm
  • 商品コード 9784320123632
  • NDC分類 007.6
  • Cコード C3041

出版社内容情報

国境を越えて世界に広がるインターネットにより,誰でも容易に世界中の情報を即時に得ることができる高度に情報化した現代社会に生きる我々にとって,コンピュータに関する基礎的な素養(コンピュータリテラシー)を身につけることは必要不可欠となってきた。
 本書の目的は,はじめてコンピュータを学ぼうとする人たちに向けて,学生であっても社会人になっても必須である,情報処理の基礎的な知識を解説するとともに,パソコンの基本的な扱い方やソフトウェアの利用法をできる限り広範囲にかつ平易に解説することにある。本書は理工系学部・学科の初年度の大学生を対象とする情報処理の入門的授業の教科書として使用することを前提に記述されているが,独学で利用する場合であっても,インターネットの情報検索で用語を調べるなどすれば,十分読みこなせるであろうと期待している。
 本書は第1章“コンピュータ入門”の中で,コンピュータの歴史,情報の表現,コンピュータのハードウェア,コンピュータのソフトウェア,コンピュータとネットワークについて解説するとともに,第2章でWindowsとウェブブラウザの操作方法,第3章でインターネット情報の検索と利用について解説する。後続の章では演習項目として,電子メール,ワードプロセッサ,表計算,プレゼンテーション,ウェブページの制作,文書処理システムLATEX を取り上げている。これらは今日の理工系学生ならばマスターしておきたいコンピュータリテラシーと言えよう。本書はWindows系の標準的なパソコンを用いて演習内容を実際に読者が体験して学習することを想定している。その具体的なコンピュータ利用の過程で多くの生きた知識を獲得するとともに,情報処理の重要性と可能性を体験することになる。その経験はコンピュータを自分の専門分野の中で活用するときにも必ず役立つことになるものと期待している。

第1章 コンピュータ入門
1.1 コンピュータの歴史
1.2 情報の表現
  1.2.1 n進数の表現方法
  1.2.2 数値データの表現方法
  1.2.3 文字データの表現方法
  1.2.4 音声・画像の表現方法
1.3 コンピュータのハードウェア
  1.3.1 コンピュータの5大装置
  1.3.2 CPUの内部構造
  1.3.3 CPUの動作サイクル
1.4 コンピュータのソフトウェア
  1.4.1 基本ソフトウェアと応用ソフトウェア
  1.4.2 プログラミング言語
  1.4.3 オペレーティング・システム
  1.4.4 ユーザインタフェース
1.5 コンピュータとネットワーク
  1.5.1 インターネット
  1.5.2 プロトコルとOSI参照モデル
  1.5.3 IPアドレス
  1.5.4 ドメインネーム
  1.5.5 World Wide Web
  1.5.6 VPN
  1.5.7 シンクライアント

第2章 Windowsとウェブブラウザの操作方法
2.1 利用環境
2.2 Windows7の操作方法
  2.2.1 ログオン
  2.2.2 デスクトップ
  2.2.3 シャットダウン・ログオフ
  2.2.4 ヘルプ
  2.2.5 タスクバー
  2.2.6 スタートメニュー
2.3 ファイルの操作方法
  2.3.1 エクスプローラー
  2.3.2 パス
  2.3.3 フォルダーの作成
  2.3.4 ファイルの作成
  2.3.5 ファイル名の変更と拡張子
  2.3.6 ファイルの移動・コピー
  2.3.7 ファイルの削除・ごみ箱
  2.3.8 ファイルの検索
  2.3.9 フラッシュメモリの利用
2.4 ウェブブラウザの操作方法
  2.4.1 ウェブページの表示
  2.4.2 ページの拡大・縮小
  2.4.3 タブ
  2.4.4 検索
  2.4.5 このページの検索
  2.4.6 アクセラレータ
  2.4.7 更新・キャッシュ
  2.4.8 ショートカット
  2.4.9 お気に入り
  2.4.10 ダウンロード
  2.4.11 印刷

第3章 インターネット情報の検索と利用
3.1 検索エンジン
  3.1.1 ロボット型検索エンジン
  3.1.2 ディレクトリ型検索エンジン
  3.1.3 基本的な検索方法
3.2 インターネット情報の利用
  3.2.1 検索した情報の検証
  3.2.2 論文・レポートへの引用
3.3 インターネットへの情報発信
  3.3.1 ウェブページ
  3.3.2 電子メール
  3.3.3 SNS
3.4 情報セキュリティ
  3.4.1 セキュリティホール
  3.4.2 コンピュータウイルス
  3.4.3 SSL通信

第4章 電子メール
4.1 電子メールの仕組み
4.2 電子メールソフトウェアの例

第5章 ワードプロセッサ
5.1 Office 2013 の共通事項
5.2 基本的なことがら
5.3 Word のファイル
5.4 入力と文節
5.5 各種の文字
5.6 編集作業
5.7 文書を飾る
5.8 オブジェクト

第6章 表計算ソフトウェア
6.1 構成要素
6.2 基本技術
  6.2.1 Excelの起動と終了
  6.2.2 セルの操作
  6.2.3 フォーマットと修飾
  6.2.4 数式
  6.2.5 そのほかの重要な技
6.3 応用

第7章 プレゼンテーション
7.1 序論
7.2 プレゼンテーションの下準備と心構え
7.3 PowerPointを利用したプレゼンテーション作成の流れ
7.4 プレゼンテーションの具体例
  7.4.1 グラフの挿入
  7.4.2 オブジェクトを挿入する
  7.4.3 描画オブジェクトの利用
  7.4.4 アニメーションの設定と効果
7.5 スライド資料の印刷
  7.5.1 OHPシートへの印刷
  7.5.2 配布資料の作成

第8章 ウェブページ制作入門
8.1 はじめに
8.2 ホームページ制作手順
8.3 HTMLファイルの編集
  8.3.1 テキストエディタによるHTMLファイルの作成
8.4 HTML
  8.4.1 キーワード
  8.4.2 半角カナ文字と機種依存文字
  8.4.3 要素, 開始タグ, 終了タグ
  8.4.4 属性(プロパティ)
8.5 リンクを張る
8.6 スタイルシート
  8.6.1 index.htmlにスタイルシートを適用する
  8.6.2 ボックスに関連する属性
8.7 イメージファイル
  8.7.1 静止画ファイルの形式
  8.7.2 ペイント
  8.7.3 画像を貼る
  8.7.4 字体(フォント),色,その他(抜粋)に関連する属性

第9章 文書処理システムLATEX
9.1 TEXとはどのようなものか
9.2 作業の手順
9.3 簡単な例
9.4 Winshellの機能
9.5 LATEXの利用するファイル
9.6 基本事項
9.7 基本的な要素
9.8 よく利用される環境
9.9 表
9.10 数式
9.11 図
9.12 相互参照
9.13 表紙
9.14 章,節

付 録
A.1 キーボードの操作
  A.1.1 基本のキー操作
  A.1.2 テキスト修正時のキー操作
  A.1.3 ショートカットキー操作
A.2 キートップの半角記号
A.3 マウスの操作
  A.3.1 マウスの移動
  A.3.2 マウスのボタン操作
A.4 Microsoft IMEの設定変更
  A.4.1 動作モードの変更
  A.4.2 IMEパッド
  A.4.3 ツール

索 引

目次

第1章 コンピュータ入門
第2章 Windowsとウェブブラウザの操作方法
第3章 インターネット情報の検索と利用
第4章 電子メール
第5章 ワードプロセッサ
第6章 表計算ソフトウェア
第7章 プレゼンテーション
第8章 ウェブページ制作入門
第9章 文書処理システムLATEX

著者等紹介

加藤潔[カトウキヨシ]
工学院大学基礎・教養教育部門教授、理学博士

田中久弥[タナカヒサヤ]
工学院大学情報学部情報デザイン学科准教授、博士(工学)

飛松敬二郎[トビマツケイジロウ]
工学院大学情報科学研究教育センター准教授、理学博士

山崎浩之[ヤマザキヒロユキ]
工学院大学情報科学研究教育センター講師、理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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