出版社内容情報
本書は、ユビキタス時代の情報科学について概論としてまとめたものである。社会人や文系の学生などを対象に、応用面からコンピュータ利用をとらえ、各分野でのコンピュータ利用について概説している。更にそのコンピュータ利用を支える技術までを広く網羅している。全体を3部構成とし、どの部分からも読み進めるように工夫している。既存の情報科学の本のように読みたい場合は、第3部から第2部へと読み進めることができる。
"ユビキタス時代の情報科学・個人のコンピュータ利用・個人のコンピュータ利用・地域社会でのコンピュータ利用・教育分野でのコンピュータ利用・医療、看護、福祉でのコンピュータ利用・情報のデジタル化・ハードウェア・ソフトウェア・ネットワーク・要素技術・今後の動向"
内容説明
ユビキタス・コンピューティング、個人の情報活用、ビジネスでの情報活用、政府や地方自治体での情報活用、教育での情報活用、医療・介護・福祉での情報活用など、社会での多様な情報活用について述べている。重要な諸問題として、セキュリティ、プライバシー、サイバースペースのコミュニティのような今後もますます重要になる諸問題を取りあげた。電子タグの活用、企業におけるIT活用、電子商取引、e‐Learning、医療・介護・福祉の情報システム、携帯電話、フリーウェア・シェアウェア、ロボティックス、ヒューマンインタフェースなど、最新にして重要なトピックも多く取りあげた。
目次
第1部 ユビキタス時代の情報活用(ユビキタス時代の情報科学;個人の情報活用;ビジネスでの情報活用;地域社会での情報活用;教育分野での情報活用;医療・介護・福祉での情報活用)
第2部 ユビキタス時代を支える情報技術(情報のデジタル化;ハードウェア;ソフトウェア;ネットワーク;要素技術;今後の動向)
著者等紹介
小林健一郎[コバヤシケンイチロウ]
1959年神奈川県生まれ。1988年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。1995年静岡学園短期大学基礎教育助教授。1998年静岡産業大学国際情報学部助教授
佐野典秀[サノノリヒデ]
1961年静岡県生まれ。1987年東京工業大学大学院理工学研究科修士課程修了。(株)東芝情報通信システム技術研究所勤務。1991年静岡学園短期大学経営情報科講師。1994年静岡学園短期大学経営情報科助教授。1996年博士(工学)。1998年静岡産業大学国際情報学部助教授
鈴木直義[スズキナオヨシ]
1948年茨城県生まれ。1976年東京都立大学大学院理学研究科博士課程単位取得満期退学。1977年静岡薬科大学講師。1986年理学博士。1996年静岡県立大学経営情報学部教授。1998年静岡県立大学大学院経営情報学研究科教授兼任
中原陽三[ナカハラヨウゾウ]
1958年東京都生まれ。1989年慶応義塾大学大学院理工学研究科後期博士課程単位取得満期退学。静岡県立大学経営情報学部助手。1990年産能短期大学非常勤講師。1991年足利工業大学非常勤講師、埼玉女子短期大学非常勤講師。1992年静岡精華短期大学専任講師。1994年静岡精華短期大学助教授。2001年静岡英和女学院短期大学助教授。2002年静岡英和学院大学地域福祉学科助教授
宮崎佳典[ミヤザキヨシノリ]
1970年静岡県生まれ。1998年筑波大学大学院工学研究科博士課程単位取得満期退学。静岡産業大学国際情報学部講師。2000年博士(工学)。2004年静岡産業大学国際情報学部助教授、国際センター所長
武藤伸明[ムトウノブアキ]
1967年栃木県生まれ。1995年横浜国立大学大学院工学研究科博士課程後期修了。博士(工学)。静岡県立大学経営情報学部助手。1999年静岡県立大学経営情報学部講師
湯瀬裕昭[ユゼヒロアキ]
1963年秋田県生まれ。1988年秋田大学大学院鉱山学研究科修士課程修了。工学修士。秋田県立西目高等学校教諭。1991年静岡県立大学経営情報学部助手。1996年静岡県立大学経営情報学部講師。2002年静岡県立大学経営情報学部助教授
渡部和雄[ワタベカズオ]
1957年東京都生まれ。1981年早稲田大学大学院理工学研究科博士前期課程修了。日本電気C&Cシステム研究所勤務。1992年博士(工学)(早稲田大学)。静岡県立大学経営情報学部助教授。1994年修士(経営学)(筑波大学)。2000年静岡県立大学経営情報学部、同大学院経営情報学研究科教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。