出版社内容情報
次期学習指導要領の改訂を間近に控え、学校現場では現在、教科指導・教科学習に於けるICT(情報通信技術)や生成AIの効果的な活用方法について、活溌な議論がなされている。ICTの活用に関しては、これまでの研究や実践経験の蓄積があることから一定の合意形成が得られているものの、生成AIに対しては、教材としての適性や教育活用への是非も含め、議論が始まったばかりである。
本書では、算数・数学教育に於ける生成AIの適正かつ効果的な活用方法に関する教材事例を25例紹介し、文科省の推進する「NEXT GIGA教育」世代にあたる子供たちへの算数・数学指導に役立てることを目的とする。
本書の具体的な展開としては、初めにICTの教育利用の系譜と生成AI活用における可能性について述べる。続いて、小・中・高等学校での算数・数学授業に於ける、生成AIを活用した教材の詳細とその実践例を紹介し、これからの児童・生徒に身に付けさせたい資質・能力を解説する。そして、生成AI教材を効果的に活用するための授業展開例を紹介する。
【目次】
第1章 ICTを活用した算数・数学教育の系譜
1.1 パソコンの教育利用黎明期
1.2 インターネットによる教育へのインパクト
1.3 生成AIによる教育へのインパクト
第2章 生成AIを活用した算数・数学教育の可能性
2.1 教育に活用する上での倫理的配慮
2.2 算数・数学授業における生成AI 活用の可能性
2.3 小・中・高等学校における算数・数学授業での具体的な活用方法
第3章 小学校算数科での生成AI活用事例
3.1 ①生成AIを使った計算練習ゲームで勉強しよう
3.2 ②生成AIを使って九九表のきまりを見つけて確かめてみよう
3.3 ③規則性をもっと詳しく調べて探究してみよう
3.4 ④図形を作図するための条件は?生成AIを使って説明文を作ろう
3.5 ⑤「割合」をわかりやすく説明してみよう
3.6 ⑥身の回りにある動くものの速さを調べよう
3.7 ⑦ヒストグラムの形を変化させて読み取ろう
第4章 中学校数学科での生成AI活用事例
4.1 ⑧数列を通して文字式を利用するよさに触れよう
4.2 ⑨大きな数の境界を数の規則性に着目して特定しよう
4.3 ⑩立体当てクイズを通して空間図形を探究しよう
4.4 ⑪星形図形の角度の和を生成AIと証明しよう
4.5 ⑫「関数とは何か?」説明できるようになろう
4.6 ⑬一次関数とみなして推測しよう
4.7 ⑭放物線のグラフが1つに定まる条件を探ろう
4.8 ⑮生成AIとの対話でデータを深く読み解こう
4.9 ⑯母集団から標本を取り出し,箱ひげ図で見比べてみよう
第5章 高等学校数学科での生成AI活用事例
5.1 ⑰水位が指定の高さになるまでの時間を予測しよう
5.2 ⑱生成AIを使ってシミュレーションしてみよう
5.3 ⑲指数シミュレーターで,対数へと繋がる感覚を身につけよう
5.4 ⑳ホップ,ステップで,難問に挑戦してみよう
5.5 ?生成AIで数列の別表現を探ろう
5.6 ?独立事象の意味を追求しよう
5.7 ?√2
に近づく数列から数の本質に迫ろう
5.8 ?生成AIに指示して作図させよう
5.9 ?軌跡の「描かれ方」を調べてみよう
索 引
目次
第1章 ICTを活用した算数・数学教育の系譜(パソコンの教育利用黎明期;インターネットによる教育へのインパクト;生成AIによる教育へのインパクト)
第2章 生成AIを活用した算数・数学教育の可能性(教育に活用する上での倫理的配慮;算数・数学授業における生成AI活用の可能性;小・中・高等学校における算数・数学授業での具体的な活用方法)
第3章 小学校算数科での生成AI活用事例(生成AIを使った計算練習ゲームで勉強しよう;生成AIを使って九九表のきまりを見つけて確かめてみよう;規則性をもっと詳しく調べて探究してみよう;図形を作図するための条件は?生成AIを使って説明文を作ろう;「割合」をわかりやすく説明してみよう;身の回りにある動くものの速さを調べよう;ヒストグラムの形を変化させて読み取ろう)
第4章 中学校数学科での生成AI活用事例(数列を通して文字式を利用するよさに触れよう;大きな数の境界を数の規則性に着目して特定しよう;立体当てクイズを通して空間図形を探究しよう;星形図形の角度の和を生成AIと証明しよう;「関数とは何か?」説明できるようになろう;放物線のグラフが1つに定まる条件を探ろう;生成AIとの対話でデータを深く読み解こう;母集団から標本を取り出し、箱ひげ図で見比べてみよう)
第5章 高等学校数学科での生成AI活用事例(水位が指定の高さになるまでの時間を予測しよう;生成AIを使ってシミュレーションしてみよう;指数シミュレーターで、対数へと繋がる感覚を身につけよう;ホップ、ステップで、難問に挑戦してみよう;生成AIで数列の別表現を探ろう;独立事象の意味を追求しよう;√2に近づく数列から数の本質に迫ろう;生成AIに指示して作図させよう;軌跡の「描かれ方」を調べてみよう)
著者等紹介
黒田恭史[クロダヤスフミ]
1988年 大阪教育大学教育学部卒業。現在、京都教育大学教育学部教授。一般社団法人黒田教育研究所代表理事。専攻:数学教育学
津田真秀[ツダマサヒデ]
2014年 京都教育大学教育学部卒業。現在、創価大学教育学部講師。放送大学大学院文化科学研究科博士後期課程在学中。専攻:数学教育学
葛城元[カツラギツカサ]
2016年 京都教育大学教育学部卒業。現在、大阪教育大学教育学部講師。専攻:数学教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- この音とまれ! 1 ジャンプコミックス…



