出版社内容情報
高校までの数学を前提として線形代数をはじめて学ぶための教科書。情報系の読者のためにセキュリティ、ネットワークなどの応用例も解説!
本書は、高校数学を前提知識として、線形代数を大学ではじめて学ぶ際にも読み進められる教科書である。読者が自習しやすいよう、各単元に例題と練習問題を付けている。また、情報系の読者のためにセキュリティ、ネットワーク、アルゴリズムなどへの応用も解説し、行列計算のPythonプログラミングコードも付けた。
目次
第1章 集合と写像(集合;集合の演算;写像;様々な代数系)
第2章 ベクトル空間(ベクトル空間の定義・一次独立・一次従属・次元・基底)
第3章 行列(行列の定義・行列の演算;行列の基本変形・行列の階数、逆行列、連立一次方程式の解の基本変形による計算;n次正方行列の行列式の定義・行列式の性質;余因子・行列式の展開・余因子行列による逆行列の計算・クラメールの公式;線形写像・線形写像と行列の関係)
第4章 線形代数の応用(固有値と固有ベクトル;情報分野への線形代数の応用1;情報分野への線形代数の応用2)
著者等紹介
児玉英一郎[コダマエイイチロウ]
1994年東京大学大学院数理科学研究科修士課程修了(数理科学専攻)。現在、岩手県立大学ソフトウェア情報学部准教授。専門:ビックデータ分析・活用、ウェブ情報学、代数的整数論
ビスタ,ベッド[ビスタ,ベッド] [Bista,Bhed]
1997年東北大学大学院情報科学研究科博士課程後期3年の課程修了(情報基礎科学専攻)。博士(情報科学)。現在、岩手県立大学ソフトウェア情報学部教授。専門:ネットワークプロトコル、モバイルネットワーク、センサネットワーク、IoT、パーベイシブコンピューティング(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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