グラフ表現で可視化する圏論―Category Theory Visualized by Quiver Representations

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グラフ表現で可視化する圏論―Category Theory Visualized by Quiver Representations

  • 浅芝 秀人【著】
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  • 共立出版(2024/07発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320115620
  • NDC分類 411.6
  • Cコード C3041

出版社内容情報

―圏を関係付き箙(クイバー)で表示する方法によって、小さな圏を手作りし、圏のなかで起こっていることを可視化する―

 本書では、圏を関係付き箙(クイバー、有向グラフ)で表示し、その集合表現(前余層)とその間の射を図示する手法を用いて、圏論における様々な概念を視覚的に捉える例を作る。本書で目指しているのは、それにより、圏論を理解しやすくすることである。
 本書を読むための予備知識としては、集合と写像、集合の上の同値関係と類別の程度を想定している。

 圏だけではなく、関手(集合表現)や自然変換をも、箙表現の構造箙を用いて視覚的に取り扱う方法を紹介している点は、本書の大きな特徴である。これによって、特に極限や余極限の理解は劇的に容易になり、豊富な例を作ることができるようになる。本書の後半で解説している随伴関手は、その最初の練習教材として用いることができる。随伴関手については、自然同型を表す竹内外史の著書『層・圏・トポス』で用いられている、多段の式表示をフルに使い、随伴関手の動きを可視化して証明を見やすくしている。また、右随伴を包絡、左随伴を被覆として捉える見方を取り入れている。

 圏論の初歩から解説を始め、一般随伴関手定理、各点Kan拡張定理まで解説している点も本書の特色の一つである。さらに、集合論については、固定したグロタンディーク宇宙を基準とする、Levyによる集合の階層を用いて圏に適度を定義し、集合論の範囲内で圏の拡大を扱える枠組みを採用している。

目次

第1章 箙と圏(箙;圏 ほか)
第2章 関手、圏の同型(箙射;関手 ほか)
第3章 自然変換、圏の同値(自然変換;圏の同値 ほか)
第4章 圏の集合表現と米田の補題(圏の集合表現;圏の表現とその間の射の箙による計算 ほか)
第5章 随伴関手(随伴関手の定義;随伴関手の例 ほか)
付録

著者等紹介

浅芝秀人[アサシバヒデト]
1984年大阪市立大学大学院理学研究科後期博士課程修了、理学博士。現在、静岡大学理学部名誉教授、京都大学高等研究センター研究員、大阪公立大学数学研究所特別研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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