出版社内容情報
回帰分析は、統計の基礎の次に必ず学習すべき手法で、もっとも良く利用されているデータ分析の方法である。多くの分野で応用されているため、その応用分野に特化した書籍は数多くあるが、回帰分析について理論的な面を中心に据えた標準的な日本語の教科書は、古い本はあるが、新しい本ではなかなか見当たらない状況にある。この原著はすでに第4版まで出版されており、アメリカの多くの学科で使用されている定評のある教科書である。実例も多く、理論的にもあまり難しすぎない範囲できちんと書いてあり、回帰分析の標準的な事柄が十分であり簡潔に述べられている。
目次
第1章 散布図と回帰
第2章 単回帰
第3章 重回帰
第4章 主効果の解釈
第5章 複雑な説明変数
第6章 仮説検定と分散分析
第7章 分散
第8章 変換
第9章 回帰診断
第10章 変数選択
第11章 非線形回帰
第12章 2項回帰とポアソン回帰
付録
著者等紹介
宮岡悦良[ミヤオカエツオ]
1987年カリフォルニア大学バークレー校大学院修了、Ph.D.。現職、東京理科大学名誉教授
下川朝有[シモカワアサナオ]
2015年東京理科大学大学院修了、博士(理学)。現職、東京理科大学理学部第二部数学科准教授
黒澤匠雅[クロサワタクマ]
2018年東京理科大学大学院修了、博士(理学)。現職、SAS Institute Japan株式会社コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。