出版社内容情報
数学は,物理や化学を理解するためのツールとなる場合が多い。本書では,多くの大学生が最初に戸惑うような数学の内容を,わかりやすく説明することに重点をおいた。できる限り公式を導出する過程を示し,例題を通してさらに理解が深まるような構成とした。章末の練習問題はレベルの高い問題も含むが,詳細な解答例を活用してほしい。やや簡単な内容の演習問題も用意し,略解を載せた。大学初期の段階で,数学がどのように実学で使用されていくのか示しながら学ぶ内容となっており,また大学中期にそれぞれの項目について詳細に勉強する際の演習書としても役立つ。
第1章 三角関数と指数関数
第2章 テイラー展開と収束半径
第3章 微分とロピタルの定理
第4章 積分
第5章 偏微分
第6章 ベクトルの内積・外積と行列
第7章 重積分
第8章 3次元空間における線積分と面積分
第9章 勾配・発散・回転
第10章 1階の常微分方程式
第11章 2階の常微分方程式
第12章 運動方程式
第13章 ルジャンドル変換
第14章 ∇(勾配)の応用
第15章 発散(∇・)と回転(∇×)の応用と積分定理
第16章 マックスウェルの方程式
第17章 デルタ関数と微分方程式
第18章 フーリエ級数
第19章 フーリエ積分とフーリエ変換
第20章 偏微分方程式(その1)
第21章 偏微分方程式(その2)
第22章 行列式
第23章 逆行列
第24章 固有値と固有ベクトル
第25章 複素関数論
第26章 複素関数の応用
第27章 ラプラス変換とラプラス逆変換
第28章 ラプラス変換の応用
橋爪 秀利[ハシヅメ ヒデトシ]
著・文・その他
目次
三角関数と指数関数
テイラー展開と収束半径
微分とロピタルの定理
積分
偏微分
ベクトルの内積・外積と行列
重積分
3次元空間における線積分と面積分
勾配・発散・回転
1階の常微分方程式〔ほか〕
著者等紹介
橋爪秀利[ハイズメヒデトシ]
1986年東京大学大学院工学系研究科博士課程中退、東京大学助手・講師、東北大学助教授を経て、東北大学大学院工学研究科教授。工学博士。専門は超伝導工学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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