数学史―数学5000年の歩み

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数学史―数学5000年の歩み

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  • サイズ B6判/ページ数 304p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784320110953
  • NDC分類 410.2
  • Cコード C3041

出版社内容情報

人類文明のエッセンスであり,最古の学問である数学の歴史を,人類文明史の流れの中で通観する。
 最近大きく変わってきている数学史を,可能な限り最新の情報によってまとめ,高校や大学の教室でも使えるように,学校数学に現れる分野についての歴史を「ルーツをたどる」というコラムにまとめ,また最新の数学史の情報を「コラム」にまとめる。
 最後のコラムでは,古典的な定理の見事な新証明をいくつかまとめて紹介する。

 オリエント数学からギリシア数学への移行の部分(本書第2章)は古代バビロニア数学史の専門家 室井和男によるものである。
 この中で,室井による粘土板「プリンプトン322」の完全解読の結果が,初めて本人の筆によって日本語で公刊される。
 最後に,数学5000年の歩みを通観する年表を載せる。

序章 「数学」とは何か?
§0 「数学」という学問


第I部 古代・中世の数学
第1章 数学の黎明
§1 人類史の中の数学

第2章 古代オリエントの数学
§2 古代エジプトの数学
§3 古代バビロニアの数学
§4 初期のギリシア数学の影響

第3章 古代ギリシアの数学
§5 論証数学の形成
§6 アルキメデス登場

第4章 周辺諸文明の数学
§7 古代から中世にかけての数学
§8 古代インドの数学
§9 古代中国の数学
§10 アラビアの数学
§11 中世から近世への数学史概観


第II部 近代・現代の数学
第5章 デカルト革命と微分積分学の発展
§12 17世紀前半の数学史
§13 微分積分学誕生
§14 オイラーとその仲間たち
§15 西洋数学の中国への伝来と和算の発展

第6章 現代数学に向かって
§16 19世紀の数学
§17 20世紀数学の発展
§18 フィールズ賞受賞者に見る現代数学の概観
§19 「数学」とは何か?そしてこの先どこへ行くのか?

付録 数学史年表

問題と略解

あとがき 文献案内を兼ねて

索引

内容説明

「プリンプトン322」の完全解読の結果を初公刊!人類文明の流れから眺めると、数学の歴史がよく見える!図書館推薦図書。

目次

第1部 古代・中世の数学(数学の黎明;古代オリエントの数学;古代ギリシアの数学;周辺諸文明の数学)
第2部 近代・現代の数学(デカルト革命と微分積分学の発展;現代数学に向かって)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koning

28
室井の新著がというので正直室井部分だけ読みたくて(笑)。でも丸一冊読んでおけ!という感じの1冊でございました。タイトル通り数学史の本。Plimpton322の解読がというので期待しまくりでしたが、数表かー(汗。つかこのタブレットの線画からこの結末は導き出せねぇ。いづれにせよ古代ギリシアから〜という今までの歴史は古代ギリシアはメソポタミアやエジプトの先進地域の遺産を上手にまとめたと言い換えるべきというのがよく分かる。算術記号の生い立ちとかも読んでて楽しいと思いまするよ。2015/05/28

はとむぎ

15
現実には存在せず、神と同じく人が生み出した数学。現実を深く理解したり、生活を豊かにするために様々な分野で使われてる。そしてその面白さに魅了された人々が紡いだ物語。わからないからこそ魅了される。ゴルフに似てる(笑)2024/05/07

柏もち

9
興味あるところから数学の勉強を始めようと、軽い気持ちで読んで後悔した。玄人向けだった。少なくとも数学専攻している人じゃないと面白さ半減だと思う。本著は古代と近現代に分かれた構成なのだが、古代の段階で理解を諦めてしまった。五千年の歩みをよく纏めたなあとは思うが、歴史の面で見ると読みにくい。数学好きなら、たくさん問題を解いて楽しめそう。2016/04/05

だいご

6
文明の起こりとともに編み出された数学は、長い長い期間を経て、今日まで発展してきた。代数や幾何が各地で発展し、表記法が様々だったものが10進位取り法が編み出され、最近では解析学が急速に発展している。そんな長い歴史をわかりやすくまとめた一冊。 古代の章が長ったらしくて飽き飽きしていたけど、そこを抜ければサラッと概要をなぞってくれていて読みやすかった。今誰もが何気なく使っているもの、特に表記法は有り難みを感じないけれど、歴史を知ればとてつもなくすごいこと。僕たちは巨人の方に乗ってより遠くを見渡せる。2020/06/21

ぬばた

2
微妙。本当に歴史に関わる記述が多く、それぞれの時代の数学者が何に悩んで何を見出したかという記述が少ない。歴史の教科書としては価値ありでも読み物としては面白くない。2015/07/23

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