出版社内容情報
古代から,人類が最も関心を寄せ愛してきた数「円周率」の要点をまとめた解説書。
「円周率に親しむ」「円周率を知る」「円周率を究める」の三部構成であり,「円周率とは何なのか?」という問いから,数学的に高度な円周率に関する理論まで,円周率にまつわるトピックを幅広く扱う。
本書の随所に挟まれるコラムでは,円や円周率にまつわる歴史上の逸話から,最新の研究結果まで,多くの図・写真を用いたわかりやすい記述で語られている。
奥深く魅力的で不思議な数”π”の真髄を,楽しみながらも存分に堪能できる書である。
序章 円周率とは?
第I部 円周率と親しむ(初級編)
第1章 円を測る
第2章 円を作る
第II部 円周率を知る(基礎編)
第3章 歴史の中の円周率
第4章 円周率を計算する
第III部 円周率を究める(発展編)
第5章 円周率の本質
付録 円周率の1万桁
問題略解
あとがき
索引
目次
序章 円周率とは?
第1部 円周率と親しむ(初級編)(円を測る;円を作る)
第2部 円周率を知る(基礎編)(歴史の中の円周率;円周率を計算する)
第3部 円周率を究める(発展編)(円周率の本質)
著者等紹介
中村滋[ナカムラシゲル]
1943年埼玉県生まれ。1965年東京大学理学部数学科卒業。1967年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了、理学修士。東京商船大学商船学部教授などを経て、東京海洋大学名誉教授、日本フィボナッチ協会代表。専門は数論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。