内容説明
他分野では常用されている工学的アプローチを活かして、より良いソフトウェアを賢く設計する。効果的プロトタイピングプロセスについて、考え方および段階的アプローチをわかり易く説明。プロトタイピング手法とツールの選択について、ガイドライン・テンプレート・ワークシートを用いて解説。MS Office、Visio、Acrobatによるプロトタイピング例を含め、プロセス、手順を豊富なカラー図解によって説明。
目次
なぜ、プロトタイピングか?
効果的なプロトタイピングプロセス
1 プロトタイプを計画する(プロトタイプの要求を確認する;タスクフローとシナリオを作成する;プロトタイプの内容と忠実度を定義する)
2 プロトタイピングの仕様(プロトタイピング特性を決定する;プロトタイピング手法を選択する;プロトタイピングツールを選択する)
3 プロトタイプを設計する(設計の規準を確立する;プロトタイプを製作する)
4 プロトタイピングの結果(設計をレビューする(内部レビュー)
設計を検証する
設計を実装する
カードソーティングプロトタイピング
ワイヤーフレームプロトタイピング
ストーリーボードプロトタイピング ほか)
著者等紹介
Arnowitz,Jonathan[ARNOWITZ,JONATHAN][Arnowitz,Jonathan]
SAP研究所のユーザ体験アーキテクトでInteractions Magazineの共同主任編集者。最近まで、JonathanはPeoplesoft Inc.の上級ユーザ体験設計者で、オランダで指折りのHCIコンサルタントであった。SIGCHIの経営者会議のメンバで、ACM SIGCHI、ACM SIGGRAPH、AIGA体験設計グループおよびSTCの第1回共同コンファレンスDUXの創始者である
Arent,Michael[ARENT,MICHAEL][Arent,Michael]
SAPのユーザインタフェース標準の部門長。それ以前は、Peoplesoft Inc., Adobe Systems Inc.,MetaDesign,Sun Microsystems,Apple Computer Inc.に籍を置いたことがある。多くの米国特許を取得している
Berger,Nevin[BERGER,NEVIN][Berger,Nevin]
Ziff Davis Mediaの設計部長。以前はOracle CorporationとPeoplesoft Inc.で上級相互作用設計者であった。また、World SavingsとOFOTO Inc.の広告製作部門長である
富野壽[トミノヒサシ]
1937年静岡市に生まれる。1959年東京工業大学理工学部卒業、(株)構造計画研究所入社。現在、会長、技術士
岩尾俊二[イワオシュンジ]
1949年境市に生まれる。1973年京都大学理学部卒業、(株)構造計画研究所入社。現在、執行役員、技術士(情報工学部門)、特殊情報処理技術者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 和書
- neoneo 〈#12〉