導波光学

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  • サイズ A5判/ページ数 314p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784320086166
  • NDC分類 547.68
  • Cコード C3055

出版社内容情報

【解説】
導波光学は,光ファイバのような光導波路や,各種の光回路素子の設計原理の基礎となる重要な技術である。これらは必ずしも光通信の要素技術だけにとどまらない。光導波路や光波回路は,光を空中のような自由空間ではなく,光ファイバのような導波構造に閉じ込めて光を意のままに操れるようにするのが最大の特徴で,広い意味での光学系の応用である。本書は光の閉じ込め現象を体系的に扱い,各種光回路素子や光システムの設計に生かすことを目的とした教科書。

【目次】
光導波構造の概論・導波光学での基礎事項・三層対称スラブ導波路・三層スラブ導波路の解析的解法への拡張・光ファイバの基礎方程式・ステップ形光ファイバ・グレーデッド形光ファイバ・モード結合理論・平行光導波路・周期構造導波路・電力結合方程式・曲がり導波路,光ファイバ・偏波光ファイバ・多層分割法・ビーム伝搬法・有限差分時間領域(FDTD)法

内容説明

本書では、様々な光導波路や光ファイバにおける電磁界分布などの基本特性の求め方を体系的に記述している。三層スラブ導波路など、厳密解が得られる2次元の基本的導波構造から始めて、円筒座標を用いる光ファイバの解析方法に進める。さらに、適用範囲の広いモード結合方程式などの近似解法や、各種数値的解法へと、より現実に即した複雑な導波構造の解析方法が順序だてて理解できるように構成されている。最後には、空間だけでなく時間領域も同時に解析できる手法も紹介する。

目次

光導波構造の概論
導波光学での基礎事項
三層対称スラブ導波路
三層スラブ導波路の解析的解法への拡張
光ファイバの基礎方程式
ステップ形光ファイバ
グレーデッド形光ファイバ
モード結合理論
平行光導波路
周期構造導波路〔ほか〕

著者等紹介

左貝潤一[サカイジュンイチ]
1973年大阪大学大学院工学研究科修士課程修了(応用物理学専攻)。1973~95年日本電信電話公社(現NTT)勤務。1988年東京大学先端科学技術研究センター客員助教授。現在、立命館大学理工学部電子光情報工学科教授・工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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