出版社内容情報
●内容
最近注目されている"非同期式回路"の設計を実践的な手法から詳説した。各章末に用意された豊富な例題に基づく説明は入門者にもわかりやすく、また網羅性の高い参考文献とその解説は研究者にとっても貴重な資料となる。類書はなく,"非同期式回路"の初めての和書となる。
[原著名:ASYNCHORONOUS Circuit Design]
内容説明
本書は、理論よりも設計法の解説に重点を置いており、どのようなアルゴリズムを用いれば正しい非同期式回路が設計できるかが学べるように記述してある。原著者も書いているように、本書は教科書であり、また、エンジニアが非同期式回路設計法に親しむ入門書である。
目次
1 序論
2 コミュニケーションチャンネル
3 コミュニケーションプロトコル
4 グラフ表現
5 Huffman(ハフマン)回路
6 Muller(マラー)回路
7 時間依存回路
8 検証
9 応用
付録A VHDLパッケージ
付録B 集合と関係
著者等紹介
米田友洋[ヨネダトモヒロ]
1980年東京工業大学工学部情報工学科卒業。1985年東京工業大学大学院博士課程修了。以来、東京工業大学助手、同助教授を経て現在、国立情報学研究所教授。東京工業大学客員教授。工学博士
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