出版社内容情報
【解説】
ハードコピー技術の全貌を概括するとともに,ディスプレイとの関連がつかみやすいように解説。
【目次】
デジタルハードコピーの概要・ソフトコピーとハードコピー・クロスメディアのカラーマッチング他
内容説明
本書は、“ディスプレイ”を主体とする本シリーズにおいて、ハードコピー技術を扱うユニークな位置づけを与えられた。内容の構成にあたっては、“ディスプレイ”の開発に携わっている研究者にもハードコピー技術の内容がわかるように努め、両技術の橋渡し(クロスメディア)的な役割も考慮した。
目次
第1章 デジタルハードコピーの概要
第2章 ソフトコピーとハードコピー
第3章 クロスメディアのカラーマッチング
第4章 等価中性濃度に基づいた色域変換およびその拡張
第5章 デジタルハーフトーニング技術
第6章 サーマル記録
第7章 インクジェット記録
第8章 電子写真記録
第9章 デジタルペーパ
付録 文書交換に利用されるフォーマット
著者等紹介
小寺宏曄[コテラヒロアキ]
1963年名古屋工業大学電気工学科卒業。松下電器産業(株)、松下技研(株)を経て、現在千葉大学工学部情報画像工学科教授・工学博士。著書に『画像圧縮技術のはなし』(共著、工業調査会)。『カラー画像工学』(共著、オーム社)。『画像工学概論I』(共著、丸善)。『新編・色彩科学ハンドブック』(分担、東京大学出版会)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。