出版社内容情報
【解説】
本書はディスプレイの表示品質(画質)とその評価についての理解を深め,また,実際の評価・測定を準備し実行する研究者,技術者にとって必読の書である。
【目次】
概説・画像システムと画質要因・ディスプレイに関連する視覚の性質の概要・測光,測色の基礎・ディスプレイ画質の客観的測定,評価法・ディスプレイ画質の主観的測定,評価法
内容説明
ディスプレイの主観評価試験は評定者の主観による評価であるため、信頼性の高い評価結果を得るためには、評価の準備・実施に多くの評定者と長い時間が必要となる。そこで通常の商品開発・設計や製造の現場では、主観評価結果とできるだけ相関の高い値を与える心理物理量または物理量を見いだし、これらを測定することによって評価する客観的測定・評価が便利であり、実際的である。本書は、これら画質評価に関連する事柄と技術の概要を総合的に解説するものである。
目次
第1章 概説
第2章 画像システムと画質要因
第3章 ディスプレイに関連する視覚の性質の概要
第4章 測光・測色の基礎
第5章 ディスプレイ画質の客観的測定・評価法
第6章 ディスプレイ画質の主観的測定・評価法
著者等紹介
大石巌[オオイシイワオ]
1952年東京大学工学部計測工学科卒業。NHK放送技術研究所、旭硝子(株)を経て、東京工芸大学教授となり、2000年3月定年退職。工学博士
畑田豊彦[ハタダトヨヒコ]
1970年早稲田大学大学院理工学研究科博士課程修了。早大助手、NHK放送科学基礎研究所研究員を経て現在、東京工芸大学工学部光工学科教授・工学博士
田村徹[タムラトオル]
1990年東京工業大学大学院総合理工学研究科博士課程修了。日本アイ・ビー・エム(株)を経て、現在、東京工芸大学工学部画像工学科講師・工学博士
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