ベイズ信号処理―信号・ノイズ・推定をベイズ的に考える

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ベイズ信号処理―信号・ノイズ・推定をベイズ的に考える

  • 関原 謙介【著】
  • 価格 ¥3,080(本体¥2,800)
  • 共立出版(2015/04発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 157p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784320085749
  • NDC分類 547
  • Cコード C3055

出版社内容情報

ノイズが重畳した観測データから,信号を選択的に推定する手法についての技術・学問体系は「統計的信号処理」と呼ばれる。
 好評既刊『統計的信号処理』では,大学学部生のレベルを対象として統計的信号処理を平易に解説しており,ベイズ推定法もその初歩までを解説しているが,読者の方々からはベイズ推定,特にその最近の進歩についてさらに知りたいとの要望が多数寄せられた。
 そこで本書ではベイズ推定による信号処理をメインテーマに取り上げた。ベイズ推定は,機械学習,パターン認識,自然言語処理やデータマイニングといった分野でも広く応用され,いわば流行の学問・技術分野といった感さえあるが,本書では統計的信号処理の枠組みの中で,ベイズ推定を基にした信号処理法を,ベイズ推定を初めて学ぶ読者を対象に解説している。
 ベイズ推定の初学者でも議論の筋道が追えるよう,数式の展開や導出などをできる限りていねいに説明し,読者が抱える問題の解決に「使える知識」としてベイズ推定を習得できることを目指した。

第1章 確率と確率分布
1.1 確率
1.2 確率分布
1.3 ベクトル形確率変数
1.4 多次元正規分布

第2章 最尤推定と正則化ミニマムノルム解
2.1 線形離散モデル
2.2 最尤原理と最小二乗法の導出
2.3 線形最小二乗法の解
2.4 L2 ノルム正則化を用いた解
2.5 劣決定系での最小二乗推定
問題

第3章 ベイズ推定の基礎
3.1 ベイズ定理
3.2 線形離散モデルでの未知量推定
3.3 未知量xの点推定
3.4 線形正規モデルでの事後確率分布の導出
問題

第4章 EMアルゴリズム
4.1 未知量xとハイパーパラメータの推定
4.2 ハイパーパラメータに対する尤度
4.3 平柊データ尤度
4.4 線形正規モデルにおけるEMアルゴリズム
4.5 L2正則化ミニマムノルム解のベイズ的導出
4.6 EMアルゴリズムの汎関数を使った導出
問題

第5章 スパースベイズ推定
5.1 確率モデル
5.2 推定の定式化
5.3 周辺尤度関数の導出
5.4 ハイパーパラメータαの更新式
5.5 凹関数の性質を用いたアルゴリズム
5.6 どうしてスパースな解が得られるのかについての考察
問題

第6章 ベイズ因子分析
6.1 因子分析モデル
6.2 確率モデル
6.3 EMアルゴリズム
6.4 ベイズ因子分析:まとめ
問題

第7章 変分ベイズ法
7.1 変分近似による事後分布の導出
7.2 VBEMアルゴリズムの導出
7.3 VBEMアルゴリズム-スカラー変数の例
7.4 VBEMアルゴリズムL2正則化ミニマムノルム解への適用

第8章 変分ベイズ因子分析
8.1 混合行列に対する事前確率分布
8.2 VBEMアルゴリズム
8.3 自由エネルギーの計算式
8.4 変分ベイズ因子分析(VBFA)のまとめ
問題

第9章 ベイズ判別分析
9.1 フィシャーの線形判別
9.2 確率的な判別法
9.3 判別パラメータの最尤推定
9.4 スパースベイズ判別
問題

第10章 数値実験
10.1 海底電線の位置推定
10.2 時空間信号からのベイズ因子分析を用いたノイズ除去

付録 数学的補足

問題の解答

参考文献

索引

目次

第1章 確率と確率分布
第2章 最尤推定と正則化ミニマムノルム解
第3章 ベイズ推定の基礎
第4章 EMアルゴリズム
第5章 スパースベイズ推定
第6章 ベイズ因子分析
第7章 変分ベイズ法
第8章 変分ベイズ因子分析
第9章 ベイズ判別分析
第10章 数値実験

著者等紹介

関原謙介[セキハラケンスケ]
首都大学東京名誉教授、工学博士。1976年東京工業大学物理情報工学修士課程卒業後、日立製作所中央研究所メディカルシステム部にてX線CTやMRI、生体磁気イメージング等の画像診断機器の研究・開発に従事する。1996年より2000年まで科学技術振興事業団「心表象」プロジェクトにおいて認知グループ研究リーダー。同プロジェクトにおいて脳機能イメージングの研究を行う。2015年まで首都大学東京システムデザイン学部教授。2015年4月より東京医科歯科大学ジョイントリサーチ講座特任教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

オザマチ

13
同じ著者の『統計的信号処理』の続編。巷にはベイズの定理の基礎を扱っている書物や、ベイズの最先端の研究を取り扱った記事が溢れているが、その間を繋ぐような資料は少ない。この本は式の展開も丁寧で、練習問題の解答も記載されているため、初学者がベイズの基礎から応用までを一つ一つ独学で学んでいくことができる。一応、ノイズ除去や推定といった信号処理の問題をターゲットとしているが、機械学習方面を学ぶ人にも役立つと思う。2016/12/30

こずえ

0
独立成分分析、統計的信号処理とあわせてこれを読みたい。信号処理・統計処理をやる人むけ

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